モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

秋かもしれない。

 こんにちは、モンブランです。

 雨を幾度か経て「夏?猛暑?何言ってるんですか知りませんよそんな人」とでも言わんばかりに、急激に秋へと切り替わりましたね。

 ただ、秋というのは色々と半端な季節で、日によって暑かったり寒かったりとムラがあり、それでいて夏や冬のような名物はない。「〇〇の秋」とか殊更に言っていることからも、それが窺えます。「〇〇の夏」や「〇〇の冬」だなんて、わざわざ言いませんもんね。ちなみに、春は色々と慌ただしいのでノーカンで。

 さて、ここまでアンチ秋みたいなことばかり言ってきましたが、実際のところはそんなに嫌いじゃないんですよ。むしろ、アンチ湿気なので少し前までの気候の方がつらくて嫌だったまである。

 みんな秋くんの悪口を言うのやめなよ!

 秋くん、大丈夫だよ。心配しないで。一緒に君の良いところを探してあげるから。

 戯言はさて置き、ここ最近の日常をつらつらと書いてみましょう。

 

 

 

 

・天久鷹央シリーズがレーベルをお引っ越しした話

お前の病気(ナゾ)、私が診断してやろう。

200万部突破の大人気シリーズ、第一弾!
新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!

天久鷹央。天医会総合病院、
統括診断部の部長を務める彼女は、
明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。
そんな天才医師の元には各科で「診療困難」となった患者が集まり……。
原因不明の意識障害。河童を目撃した少年。
人魂に怯える看護師。
その「謎」に秘められた「病」とは? 
現役医師が描く本格医療ミステリー、ここに開幕!
書き下ろし掌編「蜜柑と真鶴」収録。

 懲りずに本の話です。

 この天久鷹央シリーズは以前は新潮文庫nexから刊行されていましたが、今月から実業之日本社文庫で改めて刊行されることになりました。……明言はされていなかったけれど、担当編集が新潮社を退社したことが関係していそうだなぁと思いつつ。

 知念実希人さんの作品は、特に天久鷹央シリーズがそうなのですが、日常の謎のようなトリックに疾患や薬剤の作用などが使われています。医療ミステリの分野では『チーム・バチスタ』シリーズなどでお馴染みの海堂尊さんなどが有名ですが、知念さんは謎や不思議を医療に落とし込むのが上手く、より医療ミステリを一般読者にとって身近な存在にさせた方だと勝手ながら思っています。

 僕が天久鷹央シリーズを知ったのは、装画を描いているいとうのいぢさんきっかけでした。昔からのいぢ絵大好きですからね。それで手に取ってみたらとても面白く、買わずに借りていたとは言え、これまで全作読み続けてきました。

 キャラが立っていて話のテンポも早いので、すぐに読めます。時間のない社会人にも優しい読みやすさです。

 今まで買うタイミングを逃し続けていたのですが、完全版の刊行をきっかけに買い集めることにしました。

 シリーズと銘打っているものの、作品ごとにストーリーが独立しているので、もし少しでも興味を持たれた方は1巻の『天久鷹央の推理カルテ』だけでも、ぜひぜひ読んでみてください。

 もしくは、時系列が最も古い、来月刊行の『スフィアの死天使』もおすすめです。

 

 

・新車のタイヤが購入1ヶ月でパンクしかけた話

 

 前回のおブログでも書いたように、新車を購入しウッキウキだった僕を悲劇が襲いました。

 一昨日の朝。いつものように、鬱々と早朝出勤して会社の駐車場に車を停めると、車の左下側面から野良猫が飛び出してきました。びっくりして車を降りて、猫が飛び出した場所を見に行ったのです。当然ながら去って行った猫の姿はなかったのですが、代わりにタイヤの異変を発見しました。

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 明らかに刺さっていたら不味いものが刺さっていました。

 当時は空気が抜けている様子は見られなかったものの、パンク手前の非常によろしくない状態です。

 ただ、出勤前の時間がないタイミングだったので、とりあえずそのまま出社。休憩時間にディーラーの担当の人に電話を入れて、自走可能であれば、ディーラーまで運転して行って修理をしてもらうことになりました。

 上司に相談してその日は定時で仕事を上がらせてもらい、バーストのリスクで冷や冷やしながらも、何とかディーラーまで自分で運転して車を運ぶことができました。

 診てもらったところ、交換せずに修理剤での修理が可能だということなので、ここでようやく一安心。

 かかる額がだいぶ変わりますからね。

 修理剤ならば2000円程度で済みますが、交換ともなると数万円かかります(タイヤ交換は単品ではできず4つ全て交換しなければならないため)。

 耐え。マジで耐えました。

 まだ1ヶ月点検をクリアーしたばかりで、蝶よ花よと愛でつつ大事に乗っていたのに、とんだ災難でした。

 今回は修理で済みましたが、もし同じタイヤにまた釘が刺さったら、今度は交換不可避です。

 気をつけながら、お祈りしながら、今後も愛車REXりんを運転したいと思います。

 ちなみに、これを読んでいる方で、もしもタイヤに釘が刺さっているのを目の当たりにしたら、絶対に抜いてはいけません。空気が急激に抜けたりバーストしたりする恐れがあります。

 僕の場合も、皮肉にも刺さった釘が栓代わりになって空気が抜けずにいたそうです。

 やっぱり耐えていた。

 

 

アイデンティティ崩壊の危機

 

 秋の美味の一つとして、やはりモンブランは欠かせませんよね。

 モンブラン好きを自称し、ハンドルネームやらプレイヤーネームやら、果てにはペンネームにまでその名を冠する男。

 モンブランと申します。

 しかし、そのアイデンティティが今崩壊の危機にあるのです。

 ぶっちゃけた話、ここ最近モンブランを食してねーのです。

 全国的に最も世に出され最も食べやすい時期であるというのに、モンブランモンブランを今季まだ食べていないのです。

 これは由々しき事態です。

 クレープはここ最近だけでも4つくらい食べているのに。

 クレープってさ、美味いよね。

 もうクレープって名乗っちゃおうかな。

 ブログのタイトルも改めちゃおうかな。

 これまで『モンブランは静かに暮らしたい。』をご愛読いただき、誠にありがとうございました。

 次回から『クレープは静かに暮らしたい。』をお楽しみくださいませ。

 ……………………なんて事態になりかねないので、近日中にモンブランを食べたいです。

 いや、その、アレだよ、違うんすよ、好きだから逆にハードルが上がって敬遠しちゃうというか何というか、ね……。

 あはははは。ははは。

 

 

 という訳で、いかがだったでしょうか。

 今回、本当は「晴れの日も雨の日も本を〜」を書こうかと思っていたのですが、自分の中であまりに新車のタイヤのことが印象的だったので、こういう形でお届けしました。

 代わりに、作品リストだけ出しておきます。

 

 

 全部を紹介できていた保証はありませんが、少なくとも『前人未到』の話はしていたと思います。これを書いている今もまた読み返したくなるくらいに面白い対談集でした。AIの話も中々に興味深かった。刊行当時は七冠でしたが、藤井先生、八冠達成おめでとうございます。

 

 そんなこんなで、ブログのタイトルも変わらず、今回はこの辺で!