モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

行かないで年、来ないで年。

 こんにちは、モンブランです。

 一時期「暖冬」だとぼやかれていたのが嘘のように、吹く風はすっかり冷たくなり、ウチの亀も冬眠に入りました。

 それと同時に、暦はもう12月。2023年最後の月になっていやがりました。早過ぎます。去年の今頃のことを思い出そうとすると、やはり1年という月日の経過を感じるものの、半年前が「ついこの前」くらいの感覚なので、はてさてこの違いは一体何なのだろうと、首を傾げています。

 時間に密度などなくて、これはあくまで主観の話。

 尚のこと、不可逆な時を疎かには過ごせませんね。

 

 

 

 とは言うものの、自分の1年が有意義なものだったかどうかは……諸説あります。

 労働にかなり時間を持って行かれるのは不愉快だし、それ以前に心身の疲弊が凄まじい。けれど、その分給料は入るし、職場の人たちとの人間関係もより良好になって、仕事外で会ったりご飯を食べに行くこともしばしば。これが結構楽しいので、ある種充実はしているのかもしれません。

 ……まあ、苦境を共に乗り越えれば嫌でも結束はするよね、とも思いますが。

 あとはお金。世の中金がほとんど全て。

 新車も買えて、ルンルンで乗り回しております(つい最近不愉快な形でちょっとしたケチがついたけれど)。その模様は過去のブログを参照。

 学生時代に手が届かなかった本や漫画も簡単に集められるようになったのも嬉しいです。量が量なのでセールや中古などでやり繰りして、言うほど出費はしてないはず。こちらはお金よりも部屋の床が抜ける心配をした方が良いかもしれません。また今度考えましょう。

 あとはそう、小説繋がりで、長年連載していた自作小説が完結しました。

 学生時代こそ付き合いで読んでもらっていたものの、社会人になってからはもはや誰が読んでいるのかわからない、誰かが読んでくれているのかもわからないような状態が結構続いていました。

 熱心なファンっぽかった人はインターネットストーカーだったし。

 でも、自分の書きたいことをごった煮にしても無事にゴールテープを切れたことは、自分の誇りです。マジで色々な要素が満載でしたよ。終盤はSF要素が濃いめになったり、和風・伝奇要素も混ざっていたりとやりたい放題してました。

 それだけに、完結時の充足感は大きく、また完結後の虚脱感も小さくありませんでした。

 もっと他にも書きたいことがあったはずなのに、風船が萎んでしまったようでした。

 また、モチベーションが戻っても自身に課すハードルが上がってしまい、それに自分の着想や実力が追いついていない気がして、現状は完結後に何も世に出せていない状態です。

 ただし、それほど深刻に悩んでいる訳でもなくて、アイデアはまだ枯れ果てていないので割と楽観的なんです。

 良くも悪くも、追い立てられたり求められたりしていないので、ぼちぼちやります。

 切り替えまして。今年の話をするならば、“ぼざろ”の話をしなければ大嘘になるでしょう。

 アニメの放送はちょうど去年の今頃に終わってしまいましたが、コンテンツとしてはむしろ今年の方が盛り上がっていたような気がします。

 新曲やライブイベント。ヘビーリスニングしている“ぼざら”。おまけにグッズまで。新刊発売も助かる。

 思わぬところで布教に成功したのは良し(7割)悪し(3割)。自分の好きなものを好きになってもらうのは悪くないけど、喜多ちゃん関係のグッズが手元に残らないのは許せん。最推しは虹夏ちゃんでも、2番目は喜多ちゃんなんだから。僕もキターン!ってしたい。ちなみにアンチはなし。ヘイトが溜まるようなキャラが居ないのも“ぼざろ”の良いところ。来年も総集編の映画化が決定していますが、更なる新展開も期待しています。アニメ2期早よ。

 最後に、僕の地元に仲良しの先輩後輩が遊びに来てくれたこともありました。通称モンブランツアーズが第2回まで続いていて、オフレコしている分含めると2.75回くらいまでやっているんですけど、人外魔境と呼ばれたり呼ばれなかったりする地元自慢ができて楽しかったです。僕は故郷の食で他所に負けを感じたことはありません。ツアーズの中でも手札を使い切っていませんし、すっかり地元の有力者的な人になってしまった再従兄弟からも更なる情報を得られたので、より択が潤沢になりました。社用車もとい愛車もアップグレードしているので、ツアーズ第3回もまたやれたら良いですね。

 

 

 

 

 てな訳で、ものすごくザックリと今年を振り返ってみました。今年もそれなりに色々あったけれど、僕自身は特に変わりありません。ツアーズの時の面々とも「変わんないね」と言い合っていたくらいなので、“三つ子の魂百まで”は結構マジな話なのかもしれません。良くも悪くも悪くも。

 来年の抱負は特にありません。

 激しい「喜び」はいらない……そのかわり深い「絶望」もない…………「植物の心」のような人生を……そんな「平穏な生活」こそ。

 とまでは言い切らないけれど、初代PSディスクのデータ面のような真っ暗な世の中でも、微かな喜びを見つけられれば良いなぁと思いました、まる。

 

 そりでは、今回はこれにて!

 ハッピーメリー良いお年を!