モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

『四畳半タイムマシンブルース』と涼宮ハルヒ

 こんにちは、モンブランです。

 暑いんだか寒いんだか、晴れるんだか雨が降るんだかよくわからない日々が続いていますね。着る服に迷うどころか、傘を持って行くかどうかすら迷う毎日です。

 五月病だけでなく六月病なんかも、ひょっとしたらあるのではないでしょうか? 僕は身体だけは頑丈なので、皆さんは体調に気をつけてくださいね。祝日のない6月に負けないで。

 さて、前々から気になっていた『四畳半タイムマシンブルース』がようやく文庫化したので、即買い即読みしました。

 これが期待していた以上に面白くて、デレステ「Frozen Tears」実装事件や無限昼寝編なんかもありつつ、割と早めにブログに感想が纏まりました。

 怠惰なる己を叱咤しつつ、つらつらと書いて参りましょう。

 

炎熱地獄と化した真夏の京都で、学生アパートに唯一のエアコンが動かなくなった。妖怪のごとき悪友・小津が昨夜リモコンを水没させたのだ。残りの夏をどうやって過ごせというのか?「私」がひそかに想いを寄せるクールビューティ・明石さんと対策を協議しているとき、なんともモッサリした風貌の男子学生が現れた。なんと彼は25年後の未来からタイムマシンに乗ってやってきたという。そのとき「私」に天才的なひらめきが訪れた。このタイムマシンで昨日に戻って、壊れる前のリモコンを持ってくればいい!小津たちが昨日の世界を勝手気ままに改変するのを目の当たりにした「私」は、世界消滅の危機を予感する。『四畳半神話大系』と『サマータイムマシン・ブルース』が悪魔合体?小説家と劇作家の熱いコラボレーションが実現!

 

 上記のあらすじ通り、今作はタイムマシンが絡んだドタバタ劇。きっかけは些細なことながら、実際に辿った歴史との矛盾が生じないよう奔走する、一つのお約束パターンですね。

 残念なことに『サマータイムマシン・ブルース』は履修していないのですが、その代わりに読んでいて彷彿とさせた作品がありました。

 

 

ハルヒと出会ってから俺はすっかり忘れた言葉だが、あいつの辞書にはいまだに“退屈”という文字が光り輝いているようだ。その証拠に俺たちSOS団ハルヒの号令のもと、草野球チームを結成し、七夕祭りに一喜一憂、失踪者の捜索に熱中したかと思えば、わざわざ孤島に出向いて殺人事件に巻き込まれてみたりして。まったく、どれだけ暴れればあいつの気が済むのか想像したくもないね…。非日常系学園ストーリー、天下御免の第3巻。

 

 SF要素がごった煮になった、有名なライトノベルである涼宮ハルヒシリーズの中でも、特にタイムトラベル要素が強い短編が収録されている巻です。ちなみに、『涼宮ハルヒの陰謀』も同じく挙げたいところなのですが、過去よりも未来に振り回される話なので今回は割愛。

 

 

涼宮ハルヒの退屈』収録の「笹の葉ラプソディー」は、七夕の日に主人公・キョンが未来人・朝比奈さんによって、3年前の七夕の夜に連れて行かれたことに端を発した話です。目的もわからぬまま3年前の世界を彷徨うキョンが出会ったのは、門の閉まった中学にこれから侵入しようとする、当時中学1年生の涼宮ハルヒでした。

 涼宮ハルヒシリーズは、第1巻の『憂鬱』から謎の要素が散りばめられていて、その一つが涼宮ハルヒの過去の奇行である“校庭落書き事件”。一晩で中学の校庭に大規模な模様が描かれて、当時にミステリサークルかと地方紙で騒がれたほどの出来事でした。しかし、奇妙ながらも正確に描かれていて、尚且つ中1の女の子が描いたにしては規模が大きい。

 当時のハルヒは真相について口をつぐんでいましたが、実は現代からやって来たキョンが中1ハルヒの指示で描かされたものだったのです。

 また、この時のキョンハルヒの会話がSOS団結成のきっかけになったり、その後のある大事件の解決の糸口になったりと、「笹の葉ラプソディー」は実はシリーズにおける重要エピソードです。この伏線と回収の鮮やかさに、当時読んでいてとても感嘆したことをよく覚えています。

 

 

 オチについては『四畳半タイムマシンブルース』の方と重なる部分があります。

『四畳半〜』では押入れから出るに出られなくなった“私”が一晩そのまま潜んで、元の時間になったらみんなと合流。

「笹の葉〜」ではタイムマシンを無くして帰れなくなったところを宇宙人の長門有希に頼り、和室ごと自分たちを時間凍結してもらい、3年後の現代にそれを解除してもらうという形で帰還しました。

 

 

 どちらも“現代に自分が居るならば辻褄が合う”という力業な解決方法です。タイムマシンに乗らなければ時間移動ができないという固定観念を壊してくれる面白さもありますよね。ハルヒの場合は3年なので流石に自分の時間を停めてもらう必要がありましたが、それでも過去から未来への移動は何に頼らずとも常に行なっているようなものですから。

 

 

 四畳半の方に話を戻します。明石さんを送り火見物に誘ったのは誰かという謎が最後の最後までわからなかったり、25年後の未来からタイムマシンでやって来た田村君の正体だったりも、中々に粋な仕掛けだったと思います。そのお陰で、終盤に至っては壊れたリモコンのことはどうでも良くなっていたにも関わらず、読後感の良いオチになっていました。

 

 

 やはり、時間移動は魅力的な“今”があってこそですよね。四畳半メンバーが明石さん監督作のポンコツ映画をワチャワチャ撮影している“今”があったから、その後の時間移動という“変化”が引き立ち、過去へ跳んで初めてわかる真相がとても心地良いのです。

 懐かしい面々でとても楽しいタイムマシン騒動を堪能できました。映画も楽しみですね。

 

 最後に羽貫さんの作中でのセリフを引用して、今回の締めとさせていただきます。

 

 

「タイムマシンって最高ッ!」

 

 

 ではでは、今回はこの辺で!

続・ラブコメを駄弁る。

 こんにちは、ラブコメ評論家のモンブランです。嘘です。

 最近またちょっとラブコメについて駄弁りたいことがあり、こうして筆を執らせてもらいました。以前にもこんなこと書いたなーと思ったのですが、

 

https://monbran-likes-gentle-life.hatenablog.jp/entry/2019/06/18/183926

 

 書いたの3年前だったんですね。自分の感覚ではちょっと前くらいだったのに……。

 まあ良い。それは良いんだ。今日のメインテーマはこちらです。

 

 

 ブコメ主人公はどこまで理性的であるべきか?

 

 

 これを考えるきっかけは、少し前に『義妹生活』の最新刊を読んだ時でした。

 

 

 以前も確かブログに書いたかな。最近のラノベの中では一押しの作品ではあるのですが、完全肯定している訳ではないのです。

 個人の感想。あくまで個人の感想なのですが、展開が遅いなーと思って。1冊を要約すると箇条書き3つくらいに纏まってしまうのはちょっと物足りなく感じてしまいます。

 4巻でようやく両思いを打ち明けあって、5巻では1冊かけてキスまで行くのかなーと予想していたら、本当にその通りになりました。

 日常部分を丁寧に描くのも良いのですが、物語の本筋に関わっていないと、どうしても展開運びを失速させる要因になります。ここでは関係ないですけど、最近の日本のドラマをつまらなくしている要因でもある気がします。あくまで個人の感想ね。

 以上のような趣旨のツイートをしたら、作者さんに見つかって焦りました。迫真エゴサ部怖い。ただディスっている訳ではなくて、何の責任も負わない個人の意見に過ぎず、これからも続刊を楽しみにしてますよ。

 

 

 はい、前置きが長くなった! 今回のメインテーマに沿った話をしましょう。この『義妹生活』でピックアップしたいのは主人公です。

 そもそも義妹ができるということは親の再婚があり、それ以前に実の両親の離婚を経験しているんですよね。母が出て行き、主人公は父親との2人暮らしを続けてきたこともあって、女性に対して一歩距離を置くようになり、周りよりも大人びた性格をしています。

 一方ヒロインの義妹もまた、似た境遇の為大人びた性格をしていて、同年代の異性と暮らすにあたって2人は早々にルールを決めるなど線引きをして、反抗することなく『義妹生活』を受け入れました。

 かように理性的であろうとする2人ですが、あくまで「大人びている」だけであって、大人ではないのです。未熟な部分もあり、ブレーキを踏み切れない場面もあります。

 ラブコメ的にはそこが美味しい。

 理性で堪え切れない想いが関係と物語を前に進めてくれるのです。

『義妹生活』ではヒロインの方のブレーキが良い具合に壊れるのが早かったのですが、主人公の側がかなり時間が掛かっています。3冊掛かっています。

 主人公と義妹が現在の生活を続ける為に、距離を縮めたり逆に距離を置いたりすることを「すり合わせ」と呼んで、作中でかなり多用されているのですが、段々異性としての意識を誤魔化す為の免罪符として使われるようになってきて、読んでいて若干イラッとしました。

 じれったさもラブコメの醍醐味ではあるんです。でも、恥ずかしさをそのまま出してくれるから微笑ましいのであって、理屈を捏ねて誤魔化されても遅延にしか思えないのです。

 特にそれが顕著だったのは、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』でした。

 

 


 こちらも主人公は数学以外は勉強ができて賢いけれど、捻くれぼっちというキャラです。

 最初のうちは彼が織りなす屁理屈が面白く読めていたのですが、物語が佳境に入り恋愛の比重が増していくにつれて、段々と付き合いきれなくなりました。

 多くの言葉を費やしても主語や目的語が抜けていたり、それで伝えた気になっていてすれ違いが生じたり、というのはネタとしての「面倒くささ」ではなく、本当にただ面倒くさいだけになっていました。俺ガイルの人気が落ちたのは続刊が中々出なかったことよりも、読者がそれに付き合いきれなくなったのもあると思います。

 

 

 

 このように、理性的な面がブレーキになる例が多くあるのに、理性的で賢い主人公はなくならないんですよね。

『五等分の花嫁』然り『ぼくたちは勉強ができない』然り、それ以前からも初期設定として勉強ができる主人公が数多く挙げられます。

 恐らく、学生時代に勉強ができなかった読者のコンプレックスが投影された結果なんじゃないかと邪推しているのですが、それが必ずしもラブコメに噛み合っているとは限りません。

 唯一上手くやっているのは、文化祭編までの『かぐや様は告らせたい』だと思います。

 

 

 サブタイトルに「天才たちの恋愛頭脳戦」があるように、初期こそそんな駆け引きがあったものの、恋愛感情が高まるにつれて段々アホになっていきます。

 アニメのサブタイトルも第2期が「天才たちの恋愛頭脳戦?」とクエスチョンマークが付き、現在放送されている第3期に至っては「ウルトラロマンティック」となり、頭脳戦要素はどこへやら状態です。

 強固な理性がラブでぶっ壊れていく様を見て笑えるコメディ。これもまた1つのラブコメとして成り立っている気がします。

 ………………文化祭編までと限定しているのは、その後のいくつかの寄り道展開が微妙だからなんですよね。

 

 

 であれば、理性的で賢い主人公ではない方が良いのか。

 そう結論付けるにはまだ早いように思います。

 

 

 

 理性的な主人公の対極的な存在として、“冴えない”主人公の作品も最近では人気があります。

 その大体のパターンとしては、冴えない主人公を完璧美少女が都合良く好きになってくれるものです。

 主人公が冴えないメリットとしては、より読者の共感を集めやすく、その主人公がヒロインと結ばれる形で肯定されることで、読者のコンプレックスも満たされるところにあると思います。あくまで個人の(以下略)。

 

 ……ただ、以上の語り口から察してもらえると思いますが、“冴えない”主人公って嫌いなんですよね。正確に言えば、“冴えない”主人公が棚ぼた式でヒロインとくっつく話が理屈なしに嫌いです。内容を読む気にすらなれません。

 そういう作品の大概がタイトルだけで内容が完結しているので、タイトルを見ただけで「はいはい。良かったね」となってしまいます。好んで読まれている方には申し訳ないですが。

 

 

 それならば、完全無欠なラブコメとは何なのか。どうすれば完璧なラブコメになるのか。

 正直なところ、自分の中でも未だにこれだという結論が出せていません。

 これまで自分が好きだったラブコメのいずれも欠点はあって、手放しに褒めちぎれるラブコメ作品は中々思いつかない。

 本当、どうすれば良いんでしょうね?

 これからも考え続けて、問い続けて、探し続けてみたいと思います。

 

 

 ではでは、今回はこの辺で!

 劇場特典が切り替わるタイミングで、『五等分の花嫁』の映画を見に行ってきます!

春とは何か?

 こんにちは、モンブランです。

 年度の変わり目は何かと慌ただしく、桜が咲いたと思ったらもう散っていて、そういえば写真撮ってないなと思ったら既に葉桜になっていました。

 少し前までは冬のように肌寒く、これを書いている今は半袖不可避な暑さ。

 春というよりも、弱夏もしくは弱冬と言った方が良いような気がします。

 四季とは何か?

 春とは何か?

 今一度、疑問を投げかけることに意味などなくて、気候変動に僕のような一小市民が抗える訳などないので、代わりに最近の話をちょこちょこしていきたいと思います。

 以上、ただの前置きでございました。

 

 

 

 

1.北条加蓮さん、6周目SSRがお越しになる。

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 先月、高垣楓さんの6周目の時も「まだ1年しか経ってないし、そんなすぐに6周目来る訳ないだろガハハ」となっていたところへの仕打ちでした。

 公式放送で次の限定SSRが発表された際に、クールは加蓮説が浮上していたものの、まさか2ヶ月連続で推しが来るなんてことがあるだろうか、いや、ない。そう思っていました。

 何故なら、加蓮の5周目は楓さんと同じく1年前で、

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 このようにガッツリ“春”を意識したカードだったからです。

 

 でも、運営はやった。

 

 北条加蓮に2度目の春が訪れました。2ヶ月連続で推しガシャに挑むのはしんどい。泣きながら緩めた兜の緒を締めて、再びガシャに挑んだところ、なんと10連目で来てくれました!

 きっと日頃の行いが良いからでしょう。この前のイベントでファン数を増やしていたことも関係あるかもしれません。先月の楓さんの時に限りなく爆死に近い天井を味わわせた分、今月くらいはすぐに引かせてあげようという幸運の女神による優しさは、モンブランプロデューサーを幸福にしました。

 直近3文が出鱈目でも、結果よければオールオッケーです。

 ホーム画面のセリフでクリティカルを喰らったり、加蓮をセンターにしたミューチャル編成の火力で暴れたりと、現在進行形で堪能しております。

 

 

2.ジョセフ(亀)、お目覚めになる。

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 亀と言えば冬眠。

 室内飼いの御坊ちゃま育ちのジョセフ・ジョースター(推定1〜2歳)もその例に漏れることなく、冬の間は冬眠していました。

 冬眠期間中はほとんど目が開いていなくて、エサも全く食べませんでした。死んでしまったかと疑ったこともありましたが、かと思えば突然目を開けてバチャバチャと泳ぎ出すので、ちゃんと生きていました。冬眠と言っても、常に眠り続けている訳ではないんですね。

 冬眠明けは、水槽を動き回ったり、石を掘り返したりと非常にアクティブです。

 特に、普段エサをくれる母の姿を見つけると、母に向かって首を伸ばしてエサを催促してきます。

 一方、僕や父が近づくとビビって逃げ出す恩知らずです。僕だって休日はエサやったり水槽の掃除したりしているのに。

 亀にどの位の知能があるのかは知りませんけれど、人の顔を見分けるくらいの賢さはあるのかもしれません。

 食欲に正直なのは確かなことです。

 つーか、君、いい加減しらす以外のエサを食べなさいよ。

 

 

 

3.銀河英雄伝説、再読する。

 

 安く手に入れられる機会があって、ついに自宅の本棚に銀英伝の本編10冊が揃いました。

 前回読んだのはかなり昔なので、ほぼ新鮮な気分で再読しているところです。

 フィクションなのに紀伝体で語られているのが面白いですね。場面や視点が変わるごとに、スポットの当たる中心人物に寄り添っていながら、後に別の人物がその人物のことを語っていたり、架空の歴史家の見解が挟まれたりと、逆にリアリティが増しているのが不思議です。

 比喩表現もこの頃の田中芳樹先生はキレッキレですね。この頃は。

 改めて読み返してみても、キルヒアイスが死ぬタイミングがやはり早過ぎましたね。帝国と同盟で、人材が帝国側に集まりがちだったとは言え、キルヒアイスはラインハルトにとって有能な側近である以上に、重大な精神的支柱でもありましたから。

 作中でも帝国だけでなく、同盟側からも「キルヒアイスが生きていれば」という声が上がるくらいです。

 歴史にifを唱えてもどうしようもないのですが、読者の僕も「キルヒアイスが生きていれば」と思いを馳せずにはいられません。全体を考えるとそう出番が多くはなかったものの、とても魅力的な人物でした。

 ヤン・ウェンリーの最後もなぁ……。

 今は8巻まで読み終えたところで、全く別のミステリを読んでいます。どれだけ面白い作品でも、同じシリーズものを読み続けるのは中々に根気が要るので、ちょっと気分転換を挟むのも楽しい読書の秘訣です。

 

 

 

 

4.カムカムエヴリバディ、終わる。

 

 視聴していた朝ドラがまた終わりました。

 朝ドラは終わりにかけて失速していく傾向があったのですが、前回の『おかえりモネ』に続いて、カムカムも終わりに向けて面白さが加速していました。

 女性3代、100年の物語。3人目のひなた編の終盤に登場したアニー・ヒラカワという人物を巡って、ネットも騒ついていました。

 というのも、ひなたの母・るいと、ひなたの祖母にしてるいの母・安子は、るいが幼い頃にある行き違いをきっかけに生き別れてしまったことに端を発します。

 安子がアメリカに渡ったことは視聴者も知っていますが、その後のことは不明のまま。

 ひなたの職場である映画村に、日系アメリカ人のハリウッドスタッフという立場で、アニー・ヒラカワは登場しました。アニーはずっと英語のみを話し、日本語は一切喋りません。しかし、セリフの端々から日本語を理解しているような節があり、岡山に縁があるようなことを甥が話していたことから、「アニー=安子説」が浮上しました。

 終盤は特に1話1話が見逃せない状態が続き、最期には安子編から視聴し続けてきた人たちが皆待ち望んだシーンが訪れました。

 かなり巻き気味ではあったものの、全ての伏線を回収した超ハッピーエンドでした。

 登場人物たちの様々な苦難を見てきただけに、無事にハッピーエンドで締めくくられて、他の視聴者たちと同様に僕も胸を撫で下ろしました。

 前の『おかえりモネ』がとても良かっただけに、ロス気分を味わいながらのスタートだったのですが、終わってみればこの『カムカムエヴリバディ』も面白かったです。

 ついでに言えば、僕のよく知る、ある上白石萌音ちゃんのファンを朝ドラ沼に引き摺ることができたのも良かったです。……安子編の終わり頃はフォローが大変でしたけどね。そういう面でも、ハッピーエンドになってくれて助かりました。

 

 

 

 

 

 

 さて、いつものようにゆるっと締めに入る前に、もう少しだけ。

 

 

 

 

 何番煎じになるともしれないので、多くは語りません。

『戦争は女の顔をしていない』のコミカライズは1巻が出た時から読んでいて、『同志少女〜』を読んだのは2月の下旬か3月の初頭くらいでした。

 故に、読み終えたすぐ後にロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見た時は、何の悪夢かと思いました。

 平和への祈りを込めて、敢えてこのようにして戦争の齎した拭い切れない痛みが語られてきたのに、今これを書いている時も戦禍の中で犠牲が増え続けているのが、残念でなりません。

 一刻も早い平和的解決を願います。

 そして、上記2作品も読むには覚悟が要る内容なので、気軽に薦めることができないのですが、それでも時間と心に余裕があれば、ぜひ読んでいただきたいです。

 

 ではでは、今回はこの辺で!

最終回の向こう側

 こんにちは、モンブランです。

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 もう先月末の話になってしまうのですが、約8年連載してきた拙作『兄妹シリーズ』が本編完結しました!

 

リンク↓

https://ncode.syosetu.com/n3270dl/

 

 僕自身ここまで長い間同じ人物たちを書いたことはなくて、故にもう彼らを書かないのだと思うと不思議に感じます。

 親世代に至っては更に長く、10年以上の付き合いになるので、軽くロス状態です。

 そんな訳でこれを機会に、長期連載してきた拙作を総括した後書き的なものを今回は書こうかなーと思います。内容にも結構触れるので、ネタバレを避けたい方(多分居ない)、或いは興味/Zeroの方(こっちは多数)はブラウザバックを推奨します。

 私的なブログなので私的に利用させてもらうぜ。

 

 

 

1.終わらない物語になってしまった訳

 

 元々この作品は大学時代のサークルの展示用短編として書かれたもので、連載なんて欠片も考えていませんでした。確か“雨”がテーマだったでしょうか、それに従ってブラコンシスコンとは無縁で自然に仲の良い兄妹に雑談させたのが「優しい雨」でした。

 そこで書いたキャラが、裏設定として高校時代に書いていたキャラの子ども世代ということもあったのかもしれませんが、結構気に入ってしまったんですよね。視点を変えた続きの短編「晴れた輝いて」、そして父の日当日についに高校時代のキャラを明確に登場させてしまった「父の日」を書いたことで、気づけば短編が作品群になり始めてしまっていたのです。

 そもそも僕から『兄妹シリーズ』と自称し始めたのではなく、サークルの誰かが言い始めてそれが定着してしまったものです。小説家になろうに載せる際に、もっとちゃんとしたタイトルに変えようとしたこともあったのですが、結局思いつかずにそのまま『兄妹シリーズ』になりました。

 これら長文タイトルが跋扈するサイトでのアピールとしては大失敗してますね。所謂ブクマやらユニークアクセスやらは全然伸びませんでした。

 それはさて置き、どうしてプロットが長期化したかという本題に戻しましょう。

 僕の話の作り方の一つとして“課題解決型”というものがあります。端的に言えば、あるキャラの性格や行動の中に課題を見つけて、それを解決する為に会話や出来事を発生させて物語を展開していく手法です。

 これを逆手に取れば、課題解決の為ならばどんな時間にも放り込めてしまうので、実際に『兄妹シリーズ』のキャラクターたちは時間旅行したり修学旅行先で怪異に出遭ったりVR世界でドラクエごっこやったりしていました。趣味と実益を兼ねています。

 こんなことをしているから話が肥大化していったというのも多分にありますが、それと同じ位に手のかかる子たちのせいでもあります。誰だと思いますか?

 晴輝くんと香純ちゃんです。

 優雨は2ndシーズンでサクッと、咲良ちゃんは自分で勝手に成長してくれた優等生ですが、上2人は本当に手がかかりました。

 3rdシーズンは香純ちゃんの今の家族との和解だけに費やされ、主人公も彼女の義弟・夕霧くんが無事に務め上げてくれました。彼が居なければ、香純ちゃんは本当の意味でのヒロインにはなり得なかったでしょう。

 晴輝くんは5thシーズンの終盤までかかりました。彼の場合は「正義の味方であり続けるのは、個人として生きる上で本当に必要なのか?」というのが課題でした。

 著名な作品の例。『Fate stay night』の主人公・衛宮士郎も正義の味方でありたいという人物ですが、その欺瞞を作中で袋叩きにされています。他人を救う為の自己犠牲は美しいかもしれないが正しいとは言い切れない。ルートによって辿る彼の結末は違っていて、特にHeaven's Feelでは、大切な1人を守り抜く為に他の犠牲を受け入れる桜ルートや、大勢を救う為に大切な1人を犠牲にする鉄心ルートなどが回答としては顕著ですね。特殊な状況下とは言え、スタンスがとてもわかりやすいと思います。

 が、『兄妹シリーズ』では、より日常の中の等身大な回答を追い求めました。それが5thシーズン終盤のあるシーンに繋がります。具体的な言及はここでは避けますが、またもFateで喩えるならばUBWにおける遠坂凛が果たす役割に近いかんじです。そこを経て、ようやく彼は司会進行から主人公になってくれました。

 そうして、大切な日常を守る為に最終決戦に挑み、勝利することで物語としての終焉をようやく迎えることができたのでしたーー誤解のないように言っておきますが、この作品は言葉と言葉のぶつかり合いがメインなので最終決戦と言えど武力には頼りません。

 その姿勢を一貫したまま1〜5のシーズンと、3パートに分かれたFinalシーズンを書き切れたのは、自ら誇りに思えるところです。

 …………そこで本当に終われたならば。

 

 

 

 

2.最終回の向こう側

 

 冒頭の部分をちゃんと読んでいただけましたか?

「本編完結」であって、「完結」とは言っていません。

 

(悲報)兄妹シリーズ、完結せず!

 

 と言いますのも、すぐに続きを書きたがる僕の悪い癖が出ています。約8年書き続けても懲りませんでした。

 現在、Nextシーズン連載中です。ただし、本編はちゃんと完結しているので、詳細は避けますが次世代の話になっています。

 Nextシーズンのテーマはズバリ「アンチ兄妹シリーズ」で、これまでの要素をある程度踏襲しつつ逆を行く物語を展開していく予定です。

 まず主人公からして問題児です。長い会話が嫌いで、面倒になったら無視する・適当な相槌・途中で退席の三連コンボ。会話劇で絶対に居ては不味いキャラですね。

 加えて、小説での音楽にも挑戦しています。

 以前にも音楽を活字に落とし込む作品を書こうとしたことがあったのですが、約4万字ほど書いておきながら挫折しました。現状では日の目を見る予定はありません。

 音楽の知識と経験に欠けているせいで、実感の伴った表現ができないのです。書くからには半端なものを世に出せませんからね。

 その反面、やっぱり書きたいとずっと燻っていたのです。長いこと頭の中でこねくり回していたところ、一つの天啓を得ました。

 僕にとって慣れ親しんだあるアプローチからならば、キャラも読者も音楽の世界に引き込めるのではないか、と。

 そのキーとなるキャラを最新話に登場させました。僕の日頃の趣味嗜好をご存知の方は、ついに自作内でもやり出したかと呆れることでしょう。ツッコミお待ちしております。

 まあ、ツッコミ云々はどうでも良くて、“彼女”の新しい物語を、紙幅を費やし過ぎずにキチッと提供したい所存です。一応20話で終わるつもりではいますが、万が一延びたとしてと30話までには収めたいですね。

 ゴールテープを切った後の余韻をもう少しだけ楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 ……いかがも何もないな。今回はここ最近の中でも特に書きたいだけのことを書いた感じがします。ある意味、ブログらしくはあるのかもしれません。

 100%趣味で書いた小説です。

 そう胸を張って言える小説で、誰かを楽しませることができていたなら嬉しいですね。

 

https://ncode.syosetu.com/n3270dl/

 

 200話超えの小説を気軽に読んでと言うのは憚られますけどね。

 別に読んで欲しいなんて言ってないんだからねっ!

 感想なんて欲しくなんてないんだからねっ!

 勘違いしないでよねっ!

 

 キャラと文脈を迷子にさせつつ、今回はこの辺で!

小ネタを集めてみた(4)

 こんにちは、モンブランです。

 ネタがない。時間もない。メモに頼るしかない。Yeah!

 という訳で、今回もブログ1本分には満たないくらいのいくつかのネタをお送りしたいと思います。

 

 

 

 

1.アルセウスと再会

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 先日発売された『ポケモンLegendsアルセウス』をウキウキプレイすること現在進行形です。

 一応表のストーリーはクリアしましたが、まだ図鑑は完成しておらず、アルセウスとの再会も果たしていません。なので、Twitterでもフォローしている人がゲーマーばかりのアカウントの方は、未だにネタバレ回避のためのミュート塗れです。そろそろ解除してもいいかと思いますが、プロリーグ上がりの選手たちも居ますので油断なりません。

 それはさておき、肝心の内容の話をしましょう。

 めっちゃ面白いです。

 ゲームシステムはポケモンとモンハンとゼルダ(ブレワイ)が混ざった感じです。生身の人間がポケモンの居るフィールドを彷徨いていたらどうなるかを、改めて思い知りました。

 赤緑でも、ポケモンなしに草むらに入る主人公がオーキド博士に止められるシーンがあり、なるほど止められるのも納得です。今作ではポケモンたちが生身の人間である主人公にダイレクトアタックを仕掛けてくるので、まあ怖いです。ポケモンがモンスターであることを思い出しました。

 おまけに、今作はダイパの過去の時代ということもあり、ダイパで登場するキャラの祖先っぽい人たちが沢山出てくるのもエモかったです。

 仕事やらデレステの塔登りやら積ん読消化やらエトセトラエトセトラで、中々ポケモンに専念するのは難しいものの、マイペースで楽しく遊びたいです。

 ゲーム楽しい!

 

 

2.高垣楓vsモンブラン2022

 

 先日、デレステのバレンタインガシャで高垣楓さんのSSR6周目が実装されました。5周目が去年の同じ頃に実装されたばかりなので本気でビビりました。

 しかし、担当として引かないわけにはいかない。

 おまけに、同時実装のほたるちゃんと唯ちゃんも好きで、今回のカードも可愛くて、回さない択がありませんでした。

 直前のフェスで10連だけ回してしまっていたものの、石も少しは貯めていたし、まあ引けないことはないだろう。

 ーーーーそう思っていた時期もありました。

 ほたるちゃんゲット! いつもながら、13歳に背負わせる十字架じゃねえよと思いつつも、その可愛さを堪能していました。

 ……いやいや、まだだ。俺の闘いは全然終わってない。仕方がないので、魔法のカードを買いに行きましたが、

 全然引ける気配がない……。

 ツイートした直後に後輩から通話掛かってきたのも笑えてきました。もうこれは天井して、残りの唯ちゃんごと楓さんを手に入れるしかないな、と。4周目の時は相方の拓海も引けなかったけれど、今回はせめて唯ちゃんも欲しいな、と。

 悲壮な決意を固めつつ、後輩からも守られつつ、天井を叩けるだけの石を用意した僕は、その瞬間を目撃しました。

 いや、天井手前で引けるんかい!

 運が収束し、天井目前で楓さんと唯ちゃんを手に入れました。こういう引き方をもっと早く欲しかった! 切実に!

 自動車保険、車検、自動車税の支払いが迫っている中でやる豪遊ではありませんでしたが、後悔はありません。ほたるちゃんも唯ちゃんも可愛さが振り切っていて、楓さんに至ってはイルミネーションの中2人きりというシチュエーションもあってかリミッターがぶっ壊れていて、控えめに言って最高でした(早口)

 …………ボーナスあって良かったよ、本当に。

 

 

3.少女漫画に埋もれたい!リターンズ

 みんなー、少女漫画読んでるー?

 このブログでも大昔に少女漫画の話をしていたようなしていなかったような、記憶が朧げではありますが、今でも少女漫画大好きです。

 最近のイチオシは、こちらの『機械じかけのマリー』です。

 あらすじはこんな感じ。

元天才格闘家のマリーの新しい仕事は、大財閥の跡継ぎ・アーサーの専属メイド。
ただしアーサーは冷酷&ド級の人間嫌いのため、マリーはロボットと偽って働くことに!!
人間だとバレたら即処刑のピンチのはずが、アーサーは無機物には超絶優しく……まさかの溺愛ルート!?
さらにアーサーを狙う暗殺者も次々やって来て――!?
機械じかけの(フリをして働く)マリーの毎日は、予想外の出来事の連続!!

 格闘能力の高さと、何が起きても無表情が崩れないことを買われてメイドになったマリー。正体を隠しながらご主人様に仕え、アーサーの方もマリーを機械と思いつつ、人間嫌いなのにマリーが人間だったら良いのにと思い始め……。

 非常に美味しいシチュエーションですね。

 勘違いやすれ違いが良い具合に作用していて、コメディーとしてもとても面白くなっています。

 pixivで第1話の試し読みをして、そこからどハマりしました。既刊も3冊で手に取りやすく、個人的に“今人にオススメしたい少女漫画No. 1”です。

 もし少しでも興味を持っていただけた方は、是非是非手に取ってみてください!

 

 

 

 

 いかがだったでしょうか!

 今こうしてブログを書いている最中も「アルセウスやりてーなー」「連載小説の最終話進めなきゃなー」「買ったばかりの『米澤屋書店』読みてーなー」とか、雑念入り混じりまくりです。

 ただ、こうして自分の楽しいものをアウトプットするのはやはり良いものですね。これだからブログを続けられているのかもしれません。

 次に書くことは未定ですが、行き当たりばったりで何かしら書くと思います。ペース的にまたひと月後くらいになるでしょうか。待ってる人が居るとも思えませんが、記憶から抜け落ちたくらいの時期に再びまたお会いしましょう。

 

 今回はこの辺で!

モンブランの本棚〜文庫編〜

 こんにちは、モンブランです。

 明けましておめでとうございますと言うにはもう遅過ぎますね。もう1月も下旬になってしまっていますから。

 年が明けようと特に成長も変化もないと思いますので、新年もどうぞよろしくしてやってください。

 

 

 さて、今回は読書家として知られているモンブラン先生(?)の本棚を紹介してみたいと思います。

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 内容とは一切関係ないですが、鷺沢さんのこのカードは結構好きだったりします。どんな本を棚に納めているのかなーと。

 かように僕は人の本棚を見せてもらうのが好きなんです。その人はどういう本を買って読んでいるのだろうと想像してみるのが楽しく、本棚には人柄が表れると勝手に思っているからです。

 そんなことを言う僕の本棚はどんなものか。

 結論から言いますが、結構な混沌ぶりです。

 

 

 

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 まずは表面から。

 最近綾辻行人さんの館シリーズを新装改訂版で揃え始めていて、今は人形館まで持っています。シャーロックホームズも創元推理文庫で既に持っていますが、出来の良い新版の光文社文庫でも最近集め始めています。何が良いって、字の大きさが良いんですよね。創元推理の特に昔の版は字が小さいので、活字慣れしている僕でも読むのがしんどいですから。どちらもミステリの王道ですね。

 あとは、森博嗣さんの作品はこの辺に集めています。特にヴォイドシェイパのシリーズがお気に入りで、去年買ったシリーズものの中では一番面白かったです。いずれちゃんと内容の方も紹介したいです。

 お次は裏面。

 桜庭一樹さんの作品は多分ここに全部ありますね。GOSICKのシリーズは特に高校時代からのお気に入りで、今でも時々読み返しています。ヴィクトリカがとにかく可愛い。

 後は入間人間さんも『安達としまむら』や百合っぽい作品以外はここにあります。『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』は昔は全巻持っていましたが、今は手放して1巻のみ。正直1巻の完成度が高くて、後は蛇足に感じてしまって……。この頃のメディアワークス文庫の作品も好きでいずれもハズレなしと、個人的には思います。

 時々混ざっている歴史の本は趣味です。

 

 

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 別ゾーン。あるいは「wonder zone」。

 何冊か置ききれなくて横置きしているのは許してください。

 表面は海外小説寄り。前にブログでも紹介した森谷明子さんのシリーズや、上遠野浩平さんの戦地調停士シリーズもあります。ダークタワーの巻数がバラバラなのはそれしか持っていないからです。定価で買うと高いので中古で探しているのですが、中々簡単には集まらず。キングの代表作でもあるので、何とか全て揃えて読破したいですね。

 裏面は森見登美彦さんと米澤穂信さん寄り。『有頂天家族』や『古典部シリーズ』は別の場所にあります。『双頭の悪魔』は有栖川有栖さんの学生アリスシリーズの3作目。そしてシリーズで僕が持っているのはこれだけ。正直、有栖川さんの作品はあまり好きじゃなくて、買っても即手離すことが多かったのですが、『双頭の悪魔』だけは面白かったので手元に残しています。

 

 

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 最後は表裏通して東野圭吾さん多め。

 特にガリレオシリーズや加賀恭一郎シリーズが目立ちますね。小学生の頃から読んでいて、いつ眺めてみてもそのプロットの巧みさには舌を巻きます。

 久美沙織さんのドラクエノベライズは全て持っています。他の場所に聖霊ルビス伝説やドラクエ6もあります。ドラクエの世界観がよりリアルに、美しい情景描写と共に描かれていて、ラスボス戦以外は完璧なノベライズだと思っています(個人の感想です)。

『頭の体操』は柔軟な思考ができるようにと、小学生の頃に父が買ってくれたものです。今でも時々手に取っています。これを書かれた多湖輝さんはレイトン教授シリーズのナゾを監修されたことでも有名で、惜しい方を亡くしてしまったと未だに寂しく思います。

『文豪ナビ夏目漱石』がこんな所にあるのもナゾですね。

 

 

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 ジャンルや作家の好みは多少あれど、まあバラバラです。配置もバラバラです。改めて見つめ直して反省する良い機会になりました。

 今回は文庫本のエリアに限っていて、しかも自室の本棚に納まっているものという条件なので、全ての本ではありません。本当は布のケースに入っていたり引き出しの中にあったりもするのですが、流石に量が多いのでまたの機会に回しましょう。

 ではでは、今回はこの辺で!

あんなこともこんなこともあったかもしれないしなかったかもしれない

 こんにちは、モンブランです。

 あらゆる形容詞が「寒い」か「眠い」に帰結しそうな今日この頃。皆様は如何にお過ごしでしょうか。

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 高垣楓さん御出演のデレステCMから始まった2021年ももうそろそろ終わりそうです。実りある日々は送れましたか?

 僕はといえば、仕事の方もプライベートの方も忙しさが極まって、ぶっちゃけた話、ブログを書く時間すらとれないくらいです。

 そこで、こんな時の為に(?)書き溜めておいた、短めのエッセイもどきをいくつか放出したいと思います。それ故、オンタイムな内容ではないかもしれませんが、そこはそれ、寛大な心で読んでやってください。

 ではでは、少し早いけれど、メリー良いお年を!

 

 

 

1 6月生まれの憂鬱

 

 6月28日が僕の誕生日である。予定日よりも早く生まれたらしい僕は、生まれたての時こそ病院で一番小柄なベイビーだったらしいのだが、今では諸星きらりさん(最新データ)と並ぶほどの背丈まで成長してしまった。東方仗助よりも1センチ高い。

 そんな僕のプロフィールはさておき、誕生日の日付に憂鬱せずにはいられない。

 まず、気候である。ジメジメしている。雨が多いかフライング気味の夏の暑さが襲いくる時期だ。僕は湿度の高い気候が苦手でしょうがない。一年で最も身体が弱体化する。よく冗談めかして「俺を倒すならばこの時期が一番良い」とか言っているが、これはマジである。皆が思っている以上に弱っているのだ。

 まず、息苦しいのがいけない。息苦しいから怠くなり、夏の暑さへの耐性もなくなり、何かをしようという気力さえ奪われ、あっという間に生ける屍の完成だ。

 取り立てて自分を痛めつける趣味はないので、初夏の時期から既にエアコンの除湿ボタンを押さずにはいられない僕である。

 生まれた時期の気候への耐性があまりに低い僕は、生き物としての能力が低いように思えてならない。

 季節感も何も関係なく「生存本能ヴァルキュリア」をまた聴いてみようと思う。

 

 

 

2 四季にあらず二季なり

 

 春夏秋冬。古典の時代から四季を売りにしてきた日本ではあるが、最近はどうもそれを疑わしく思っている。

 実際のところ、季節は夏か冬しかないんではなかろうか。

 ほんの短い夏と冬の合間や準備期間はあれど、5月の時点で既に半袖だったりもするし、夏が10月近くまで続いたかと思いきや、秋雨を経るとスイッチが切り替わったかのように、人々は「寒い寒い」と口にして上着を着込み始める。

 感受性ではなく気候の問題だろう。

 最高気温や最低気温はしょっちゅう更新される。可哀想に、地球が病んでいるのだ。

 かといって、環境保全を声高に掲げて啓発する気もないのである。そう言った活動に心血を注ぐ方々には申し訳ないが、僕が生きている間に生死に関わるレベルの気候変動が怒ることはないだろうから。

 ただまあ、終末への遠大なカウントダウに手を貸すほどの悪鬼羅刹にもなりたくないから、買い物の時にエコバッグを活用するあたりから、ちびりちびりと貢献していきたい。

 環境に優しく。お財布にも優しく。

 

 

 

3 朝ドラドララララララ

 

 朝ドラは良いぞ。

 ちゃんと見るようになったのは『スカーレット』から。『エール』はコロナによる撮影中断、脚本の短縮など悔しい思いをさせられながらも、そんなふうに思ってしまうくらいにハマっていた。志村けんさんが亡くなってしまったこともあり、小山田先生とのエピソードがかなり削られてしまっていた間は否めないが、最後の最後に撮影中のオフショットであろう志村けんさんの笑顔に救われた視聴者は、きっと僕だけではなかっただろう。

 一回休んで、『おかえりモネ』。脚本がめっちゃ良い。主題歌を歌うバンドの大ファンである後輩には心からの祝意を持ったものだ。今では聴き慣れすぎて別段意識しなくなってしまったが。

 震災から10年。当事者と非当事者の違い。変わらないものと二度と帰ってこないもの。優しく、時に痛いほど正直に描かれる脚本がめっちゃ良い。主演の清原伽耶ちゃんの中3から20代半ばの年頃の演じ分け、個性豊かなキャスト陣の中でも存在を薄れさせず物語を引っ張る姿にもとても惹きつけられる。これで成人してないって嘘だろう?

 この前から仕事が早番になってしまったせいでリアタイ視聴ができなくなったが、録画してまで観ている。

 物語もそろそろ終盤。今のうちからロスに備えておかねば。まぢむり。

 ちなみに、サブタイに特に意味はない。直前にBSで録画したジョジョ4部のハイウェイ・スター回を観ていたかもしれないが、別に関係ない。グレート。

 

 

 

 

4 20代男性、アンパンマンに夢中。

 

 地獄の早番の始まりである。このクソ寒い時期に早朝5時に起きねばならない。何たる苦行。毎朝、まだベッドに居たい自分との戦いを繰り広げ、相手の圧倒的優勢を跳ね除け辛勝し続ける今日この頃の僕。

 テレビっ子ゆえに朝食時にもテレビ番組が欠かせないのだが、平日は適当なニュース番組を流せば良いものの、土日はまるで観たいものがないのだ。テレビショッピングor釣り番組or宗教っぽい番組。択がない。そっとリタイアボタンを押しかけた僕の目に飛び込んだのは、小さい子に優しい丸い輪郭にこんがりと良い焼き色のついた肌、まあぶっちゃけた話、アンパンマンだった。

 アンパンマンなんて小さい子や、その親御さんが観るものでしょう? そんな声が聞こえてきそうだし、何なら僕もその1人だったのだが、今では立派な一視聴者である。何故なのか。

 いやね、大人になってから観てみても、意外と面白いんだよ。

 ツッコミどころが多いのが良い。放送45分目に葵の紋所が出される水戸黄門のように、苦戦はしてもスタープラチナのオラオラできっちり締めてくれるジョジョ3部のように、最後にはアンパンチで決めるアンパンマンバイキンマンもまあまあな悪さをしているので一応勧善懲悪は成立している。が、中には「バイキンマンそこまで悪いことしてなくない?」と思う回もある。バイキンマンというだけで邪険にされ、さらにムキになって空回りするのが観ていて可哀想だった。その回から得るべき教訓は、日頃の行いは良くしておけということだ。

 あとは、久しぶりに見たしょくぱんまんがナルシストキャラになっていた。こんなキャラだったっけ、しょくぱんまん様? 僕視点では、最近のサザエさんで奇人変人化に拍車がかかっている堀川くんと同じくらいの変貌ぶりである。真偽の程は定かではないが、いずれにしても彼には子どもたちとドキンちゃんにいつまでも愛される存在でいて欲しいものである。

 あとは何? カレーパンまん? 僕はアンパン、食パン、カレーパンの中ではカレーパン派だよ。良かったね。

 そんな感じで、日曜日はアンパンマンを観てから出勤する20代男性、というか僕なのであった。

 それゆけ、モンブラン