こんにちは、モンブランです。
年度の変わり目は何かと慌ただしく、桜が咲いたと思ったらもう散っていて、そういえば写真撮ってないなと思ったら既に葉桜になっていました。
少し前までは冬のように肌寒く、これを書いている今は半袖不可避な暑さ。
春というよりも、弱夏もしくは弱冬と言った方が良いような気がします。
四季とは何か?
春とは何か?
今一度、疑問を投げかけることに意味などなくて、気候変動に僕のような一小市民が抗える訳などないので、代わりに最近の話をちょこちょこしていきたいと思います。
以上、ただの前置きでございました。
先月、高垣楓さんの6周目の時も「まだ1年しか経ってないし、そんなすぐに6周目来る訳ないだろガハハ」となっていたところへの仕打ちでした。
公式放送で次の限定SSRが発表された際に、クールは加蓮説が浮上していたものの、まさか2ヶ月連続で推しが来るなんてことがあるだろうか、いや、ない。そう思っていました。
何故なら、加蓮の5周目は楓さんと同じく1年前で、
このようにガッツリ“春”を意識したカードだったからです。
でも、運営はやった。
北条加蓮に2度目の春が訪れました。2ヶ月連続で推しガシャに挑むのはしんどい。泣きながら緩めた兜の緒を締めて、再びガシャに挑んだところ、なんと10連目で来てくれました!
きっと日頃の行いが良いからでしょう。この前のイベントでファン数を増やしていたことも関係あるかもしれません。先月の楓さんの時に限りなく爆死に近い天井を味わわせた分、今月くらいはすぐに引かせてあげようという幸運の女神による優しさは、モンブランプロデューサーを幸福にしました。
直近3文が出鱈目でも、結果よければオールオッケーです。
ホーム画面のセリフでクリティカルを喰らったり、加蓮をセンターにしたミューチャル編成の火力で暴れたりと、現在進行形で堪能しております。
2.ジョセフ(亀)、お目覚めになる。
亀と言えば冬眠。
室内飼いの御坊ちゃま育ちのジョセフ・ジョースター(推定1〜2歳)もその例に漏れることなく、冬の間は冬眠していました。
冬眠期間中はほとんど目が開いていなくて、エサも全く食べませんでした。死んでしまったかと疑ったこともありましたが、かと思えば突然目を開けてバチャバチャと泳ぎ出すので、ちゃんと生きていました。冬眠と言っても、常に眠り続けている訳ではないんですね。
冬眠明けは、水槽を動き回ったり、石を掘り返したりと非常にアクティブです。
特に、普段エサをくれる母の姿を見つけると、母に向かって首を伸ばしてエサを催促してきます。
一方、僕や父が近づくとビビって逃げ出す恩知らずです。僕だって休日はエサやったり水槽の掃除したりしているのに。
亀にどの位の知能があるのかは知りませんけれど、人の顔を見分けるくらいの賢さはあるのかもしれません。
食欲に正直なのは確かなことです。
つーか、君、いい加減しらす以外のエサを食べなさいよ。
3.銀河英雄伝説、再読する。
安く手に入れられる機会があって、ついに自宅の本棚に銀英伝の本編10冊が揃いました。
前回読んだのはかなり昔なので、ほぼ新鮮な気分で再読しているところです。
フィクションなのに紀伝体で語られているのが面白いですね。場面や視点が変わるごとに、スポットの当たる中心人物に寄り添っていながら、後に別の人物がその人物のことを語っていたり、架空の歴史家の見解が挟まれたりと、逆にリアリティが増しているのが不思議です。
比喩表現もこの頃の田中芳樹先生はキレッキレですね。この頃は。
改めて読み返してみても、キルヒアイスが死ぬタイミングがやはり早過ぎましたね。帝国と同盟で、人材が帝国側に集まりがちだったとは言え、キルヒアイスはラインハルトにとって有能な側近である以上に、重大な精神的支柱でもありましたから。
作中でも帝国だけでなく、同盟側からも「キルヒアイスが生きていれば」という声が上がるくらいです。
歴史にifを唱えてもどうしようもないのですが、読者の僕も「キルヒアイスが生きていれば」と思いを馳せずにはいられません。全体を考えるとそう出番が多くはなかったものの、とても魅力的な人物でした。
ヤン・ウェンリーの最後もなぁ……。
今は8巻まで読み終えたところで、全く別のミステリを読んでいます。どれだけ面白い作品でも、同じシリーズものを読み続けるのは中々に根気が要るので、ちょっと気分転換を挟むのも楽しい読書の秘訣です。
4.カムカムエヴリバディ、終わる。
視聴していた朝ドラがまた終わりました。
朝ドラは終わりにかけて失速していく傾向があったのですが、前回の『おかえりモネ』に続いて、カムカムも終わりに向けて面白さが加速していました。
女性3代、100年の物語。3人目のひなた編の終盤に登場したアニー・ヒラカワという人物を巡って、ネットも騒ついていました。
というのも、ひなたの母・るいと、ひなたの祖母にしてるいの母・安子は、るいが幼い頃にある行き違いをきっかけに生き別れてしまったことに端を発します。
安子がアメリカに渡ったことは視聴者も知っていますが、その後のことは不明のまま。
ひなたの職場である映画村に、日系アメリカ人のハリウッドスタッフという立場で、アニー・ヒラカワは登場しました。アニーはずっと英語のみを話し、日本語は一切喋りません。しかし、セリフの端々から日本語を理解しているような節があり、岡山に縁があるようなことを甥が話していたことから、「アニー=安子説」が浮上しました。
終盤は特に1話1話が見逃せない状態が続き、最期には安子編から視聴し続けてきた人たちが皆待ち望んだシーンが訪れました。
かなり巻き気味ではあったものの、全ての伏線を回収した超ハッピーエンドでした。
登場人物たちの様々な苦難を見てきただけに、無事にハッピーエンドで締めくくられて、他の視聴者たちと同様に僕も胸を撫で下ろしました。
前の『おかえりモネ』がとても良かっただけに、ロス気分を味わいながらのスタートだったのですが、終わってみればこの『カムカムエヴリバディ』も面白かったです。
ついでに言えば、僕のよく知る、ある上白石萌音ちゃんのファンを朝ドラ沼に引き摺ることができたのも良かったです。……安子編の終わり頃はフォローが大変でしたけどね。そういう面でも、ハッピーエンドになってくれて助かりました。
さて、いつものようにゆるっと締めに入る前に、もう少しだけ。
何番煎じになるともしれないので、多くは語りません。
『戦争は女の顔をしていない』のコミカライズは1巻が出た時から読んでいて、『同志少女〜』を読んだのは2月の下旬か3月の初頭くらいでした。
故に、読み終えたすぐ後にロシアによるウクライナ侵攻のニュースを見た時は、何の悪夢かと思いました。
平和への祈りを込めて、敢えてこのようにして戦争の齎した拭い切れない痛みが語られてきたのに、今これを書いている時も戦禍の中で犠牲が増え続けているのが、残念でなりません。
一刻も早い平和的解決を願います。
そして、上記2作品も読むには覚悟が要る内容なので、気軽に薦めることができないのですが、それでも時間と心に余裕があれば、ぜひ読んでいただきたいです。
ではでは、今回はこの辺で!