モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

普段ほとんど使わないが実は好きな日本語

  こんにちは、モンブランです。

  お盆休み終わりましたね(笑)。そもそもお盆というのは「盂蘭盆」から来ているのですが、迎え火を焚かないまでもお墓参りには行きましたか?(笑) というか、ちゃんとしたお休みもらえてますか?(笑) あはははは(笑)
  笑う門には福来る。福よりも先に休みをくれ。

 

  さてさて、酷い前置きになりましたが、今回は日本語のお話をしたいと思います。ブログ初期のインテリ路線(?)復活です。

 

  先日Twitterで「#普段ほとんど使わないが実は好きな日本語」というのを見かけました。日本語は改めて考えてみると奥深いですよね。表面的なところからさらってみるだけでも、ひらがな・カタカナ・漢字があって、熟語・諺・慣用句etc……このように多岐に渡ります。世界一難しい言語というのも過言ではありませんね。外国人が習得するのに苦労する訳です。

  日本語を母国語とする僕たちですら、一生かけてもその全てを使いこなせる自信がありません。最低限日常で使う言葉さえ覚えていれば生活に支障はないでしょうが、文章を読んだり映像作品を観ていたりすると、自分の心の琴線に触れる言葉と出逢えることがあります。感じ方と出逢い方が人それぞれだから、こういうハッシュタグが成り立つのではないでしょうか。

  僕も考えてみたのですが、色々と候補が上がって迷ってしまいました。全部について呟こうにも絶対に長くなってしまう。

  ならばいっそブログのネタにしてしまおう!

  そんな思いつきで、いくつか僕の「普段ほとんど使わないが実は好きな日本語」についてこれから書いていこうと思います。

 

 

・笑壷に入る
  思い通りになったことを喜ぶという意味。ほくそ笑むとか悦に入るとかと似たような意味ですね。
  笑壷ってどんな壺なんでしょう? 昔から不思議に思い、未だにわかっていません。ただ、笑う時に「ツボに入った」とかよく言いますが、笑壷と関係があるような気がします。

 

・慮る
  物事が上手くいくように考えを巡らせること。似たような意味の言葉がたくさんありますが、この言葉は他の誰かに対してよく用いるので特別気に入っています。というのは建前で。
  本音を言うと、「おもんぱかる」という漢字の読みでは珍しく半濁音が使われているのを面白がっているだけです。
  ……面白くない? ツボじゃない?

 

・肺腑を衝く
  強烈な感動や感銘を与えるという意味。肺だけに飽き足らず腑を衝くほど。パワーワードですよね。よっぽど強烈でない限り使えません。自分の行いに対して一生に一度くらいは言われてみたいです。

 

・微に入り細を穿つ
  非常に細かい点まで念を入れること。カッコよくて好きという意味では「肺腑を衝く」と同じです。「微に入り細に亘り」とも言いますが、「穿つ」の方が好きです。こっちの方が強そうだから。
  ちなみに、この言葉にあやかった「美に入り彩を穿つ」という曲がデレマスにあって、そちらも超カッコいいです。
  カッコいい言葉は超カッコいい(失われた語彙力)。

 

・努努
  決してとか少しもという意味で、下に禁止や打消の言葉が続きます。「努努お忘れなきよう」など、現代ではあまり使われず時代がかった言葉ですね。そこに痺れます。
「努」をユメと読むのに夢がなさそうなあたりも面白いです。

 

 

  いかがだったでしょうか。

  知っている言葉はありましたか。知らない言葉があれば、これを機会に覚えておくと良いでしょう(上から目線)。

  重ねて言いますが、最低限日常で使う言葉さえ覚えていれば生活に支障はありません。しかし、折角だから色んな言葉を知っていた方が楽しいと思います。
  昔から新しい言葉を覚えることを新しい呪文を習得したように感じていました。その感覚は今でも変わりません。

  ホイミだけで魔王は倒せません。ルーラやメラ・.ギラ・イオ、スカラ・ルカニフバーハ、覚えたい呪文は欲を出すと尽きないものです。
  ……ただまあ、ドラクエでいくら呪文を覚えても現実の敵は誰一人倒せませんので、せめて上手に渡り合っていけるよう、これからも日本語を勉強しようと思います。
  ではでは、今回はこの辺で。

  インテリ路線とは何だったのか。