モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

ちょっとお疲れ

 こんにちは、モンブランです。

 前回のブログからまたひと月近く経ってしまいましたね、申し訳ないです。

 ネタがないほど退屈なのも考えものですが、余裕がないとそもそも何も書けなくなってしまうのです。当たり前ですね。

 

 

 さて、タイトルにもある通り、ここしばらくはちょっとお疲れモードです。

 悪いことばかりではなかったのですが、総合的に色々詰め込まれ過ぎて疲れています。

 無になる時間が欲しいです。

 肩や首は凝るし、腰は痛いし、眠気は留まるところを知らず、湿気のせいで息苦しい。

 その上、直近で母や祖母を短期間で複数回病院に送迎したり、待合室で付き添ったりしたこともありました。病院って居るだけで気疲れしてしまいます。

 パッと思いついただけでもこれだけ愚痴を放出できてしまいましたね、我ながら大丈夫なんですかね?

 ただ、暑さと言えば、今年の暑さの全盛期は過ぎたように感じます。体感1度や2度下がるだけでも、かなり楽に感じますね。このまま暑さと湿気が引いてくれると、大いに過ごしやすくなるのですが……。

 が、その一方で「え、もう夏終わっちゃうの?」と寂しく思う自分も居るのです。文句を言いつつも、エアコンの効いた部屋は快適で、アイスやかき氷が美味しくて、“夏”それ自体が持つ形容しがたいエモさは好きなんですよね。

 ツンデレです。夏にツンデレています。

 

 

 べ、別に夏のことなんて好きじゃないんだからねっ!

 ……でも、勝手に居なくなったら許さないんだから!

 

 

 …………。

 時を戻そう。

 

 

 

 

 

 悪いことばかりではない、というのは、少なからず良いこともありまして。

 

 ようやくNINTENDO Switchが定価で手に入りました!\(^o^)/

 

 そして、ようやくようやく前からやりたかった、あつ森とドラクエ11sを購入して、ウキウキプレイしています。

 

 どうぶつの森シリーズはこれまでDS版とWii版をプレイしてきて、あつ森が3作目になります。ですので、基本操作や進め方については苦になりませんでした。

 しかし、最新作とあって、かなり自由度が上がっていました。まず舞台が無人島で一から開拓していくという時点で新鮮で、道具も素材を集めてDIYできるというのも面白いです(よく使うつりざおやあみがすぐに壊れるのは面倒ですが)。

 攻略本も売れているようですが、今回はなるべく攻略サイトでも最低限の情報以外は仕入れないようにして、自力で楽しむことにしています。別に誰かと競っている訳ではないので、のんびりスローに進めるのもアリなんじゃないかと思います故。

 ちなみに、今は島の案内所が大きくなって、しずえさんが来てくれたあたりまで進めました。

 しずえさん、天使では??

 

 さて、もう一方はドラクエ11s。ドラクエ113DS版が発売された時からプレイしているのですが、控えめに言って神ゲーですね。

 ドラクエシリーズは面白い作品が多く以前にもブログで書いたくらいなのですが、11は僕の中ではシリーズ最高傑作です。

 今回購入した11sはなんとフルボイス付きで追加シナリオまで用意されているのです。すごくない?

 大きく綺麗なテレビの画面でプレイできることもあって、ずっと欲しいと思っていたところを、最近になってようやく手に入れました。

 こちらもボイスに合わせてテキストを全て読んでいるため、スローペースでじっくり進めています。3DS版発売当時みたいに徹夜で一気に進める余裕もありませんしね……。

 この神ゲーについて語りたいことは山ほどあるのですが、とりあえず言っておこう。

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 ベロニカが可愛い!!

 

 本当に好きなんですよ、ベロニカ。その上、今作では内田真礼さんのボイス付きです(合う合わないの賛否両論には触れない、個人的には「まあ、やっていく内に慣れるかな」くらい)。

 ドラクエ11をプレイした人でベロニカを好きにならない人は居ないんじゃないかと思っています。

 異論があれば、本編をプレイしなさい。

 話はそれからだ。

 ドラクエ好きの人はシリーズネタでほっこりできて、やったことのない人にも是非この上質なJRPGを楽しんで欲しい、そんな作品です。

 

 ……気づけばドラクエ11を激推ししてしまったけれど、発言に嘘はありません。

 ちなみに、今はシルビアを仲間にしたあたりまで進めました。あのオネェ、めちゃくちゃカッコいいんだよね……。

 

 

 ではでは、今回はこの辺で。

 次回はまた本の話かも。

小ネタを集めてみた(2)

 こんにちは、モンブランです。

 最近色々忙しかったり大変だったりで、まとまった文章を書く時間と精神的余裕がありません。

 という訳で、小ネタ集第2弾を放出したいと思います。

 どーん。

 

 

1.O-Ku-Ri-Mo-No-Sunday!中毒

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 先日シングルが発売され、フルサイズで聴けるようになった「O-Ku-Ri-Mo-No-Sunday!」。元々デレステ内でゲームサイズで聴いた時から「この曲めっちゃ良い! 可愛い!」と感動していたため、フルで聴けるのを心待ちにしておりました。

 いざ聴いてみたら、何というかこう、脳が破壊されました。

 気がついたら延々と聴いているんです。

 なーの棒読みじみた独特なラップパート、はーちゃんの溌剌な歌。

 久川姉妹のことは好きだけど担当にするほどではないくらいの好感度だったのですが、デレステでもスカチケでSSRを揃えてしまうくらいには、株が上がりました。

「O-Ku-Ri-Mo-No-Sunday!」は是非是非フルサイズで聴いて欲しいです。

 そして、一緒に中毒症状に罹りましょう!

 

 

2.まさかの6周年

 

 小説家になろうの方で連載している拙作『兄妹シリーズ』が今年で6周年になりました。

 自分が一番驚いています。そんなに長いこと書いていたのかと。

 4年くらい前に書いたプロットを消化し続ける日々ですが、第1話を書いた頃の自分はまさかここまで長い付き合いになるとは予想だにしていなかったでしょう。

 一応完結には近づいています。……もうだいぶファイナルシーズンには近いです。

 幸い毎日感想をくださる方も居て、感謝の念が尽きません。

 今後とも『兄妹シリーズ』をよろしくお願いします。

 感想・レビューはどなたからも24時間365日募集中です!

 

 

3.朝ドラにハマる

 

 題の通りです。朝ドラにハマりました。

 具体的には『スカーレット』の後半から今の『エール』まで、毎朝欠かさず視聴しています。

 両親が『なつぞら』あたりから朝ドラをよく見るようになり、『スカーレット』の時期から僕も朝食の席を共にするようになったのですが、付き合って見てみると結構面白いんですよね。

 平日の5日間で毎朝15分。登場人物が個性的で展開も早いので、見ていてダレてくることがありません。

 また、『エール』では志村けんさんが重要な役柄で登場しており、今作が遺作でもあります。そういう意味でも注目度が更に上がるというものです。変なおじさんでもなく、アイーンもしません。当たり前ですが。

『エール』は今コロナの影響で撮影ができず、放送を中断して最初から再放送しています。前の回を見返すことができるのはありがたいのですが、やはり続きの新展開が待ち遠しいです。

 

 

4.半沢直樹が面白い

 

 こちらはハマるというよりも、原作小説併せて前から好きだったので、今放送しているドラマの方もテレビの前でウキウキ視聴しています。

「倍返し」がかなりフィーチャーされていますが、努力と信念で理不尽を跳ね返す勧善懲悪劇が面白いのだと思っています。ただムカつく上司をやっつけているのではないことが大事です。感化されて現実世界でやったところでロクなことになりませんから。

 僕も一応社会人をやっていますが、半沢ほどの理不尽な目には遭っていません。だからこそ、物語は物語として割り切って、これからの放送も楽しみにしたいです。

 また、時間ができれば今ドラマでやっている範囲の『ロスジェネの逆襲』と『銀翼のイカロス』をまた読み返したいです。

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 ブログ用に少しずつ書き溜めていた小ネタたちを消化した形になります。

 また1つのテーマでバシッと書けるくらいの余裕が欲しいですね。

 ではでは、今回はこの辺で!

晴れの日も雨の日も本を読みたい(7)

 こんにちは、モンブランです。

 前回のブログからひと月近く経っていて軽く戦慄しております。本当すみません、ご無沙汰です。

 ここ最近忙しかったせいでブログにまで中々手が回りませんでしたーーシャドウバースをやってばかりいたせいもあるけれど。

 という訳で今回は、もう7回目になるのかと驚きつつ、最近読んだ本の話をしていきたいと思います。

 

 

 

 

1.ホリー・ゴールドバーグ・スローン/メグ・ウォリッツァー、訳・三辺律子夜フクロウとドッグフィッシュ』小学館

 かなり最近出たばかりの本ですね(しかもヤングアダルト)。

 この作品は全編メールでのやり取り(一部手紙)で構成されている、いわゆる書簡体小説です。

 物語はLAに住む見知らぬ少女から「そっちのお父さんとうちのお父さんが付き合ってる!」というメールがNYの少女に届くところから始まります。彼女たちのお父さんたちはゲイだったのです。しかも、お父さんたちは娘たちをサマーキャンプに送り込んで仲良くさせ、その間に自分たちは中国旅行へ出かけようと企てていました。

 その企みを阻止するために、LAの少女ベットとNYの少女エイヴリーのやり取りが始まります。考えるより行動タイプのベットと心配性すぎるエイヴリー。正反対の性格の2人は次第に友情を築いていき、父親2人の結婚を認められるようになったのですが、今度は父親2人が旅行をきっかけに別れることになってしまい……。

 というハチャメチャな展開が繰り広げられ、最後まで結末が読めない軽快なドラマです。

 最初にあらすじだけ見てみて、非常に現代的な小説化だと思いました。LGBTに対する理解が進んできた今だからこそ書ける物語でしょう。僕自身、以前に勉強する機会があって、そのおかげで特に抵抗なく物語を楽しめました。

 どころか、僕個人としては父親たちのラブコメよりも2人の友情が無事に続くかどうかの方が気になってハラハラしてしまいました。

 ベットとエイヴリーが互いに良い影響を与え合い成長していく姿がとても微笑ましかったです。

 

 

2.石井朋彦『思い出の修理工場』サンマーク出版

思い出の修理工場

思い出の修理工場

 

 この作品は元スタジオジブリのアニメプロデューサーが書いたファンタジー小説です。

 上手く友達を作れない少女ピピは、修理工房を営む祖父にフリッツというオモチャのロボットをもらいます。

 しかし、ある日祖父が亡くなってしまい、ピピは何故かその前後のことを思い出すことができません。ピピが再び祖父の工房を訪れると、そこには謎の小男ズッキが居り、ピピは彼に導かれもう一つの世界とそこにある思い出の修理工場にやって来ます。

 そこに居る白ヒゲの親方ジサマ、朝は少女、昼は大人、夜は老女になるレディ・ミス・ミセス・マダム……他にも個性豊かな人たちが沢山。ピピは、初めてできた仲間たちとともに自身の思い出と向き合いながら、人間たちから思い出を奪い、工場を閉鎖に追い込もうとする「黒いエージェント」に立ちむかいます。

 ジブリを思わせるようなファンタジーで、文章も優しく情景が頭に浮かびやすくなっています。冒頭で優しい祖父が死んでしまうのが悲しかったですが、過去の痛みや思い出を忘れることなく大切にするべきという作品のテーマとしては必要なことなのかもしれません。

 また、工場の親方のジサマというキャラクターを見ていると、宮崎駿監督のことを思い出さずにはいられません。「めんどくさい」と言いつつも工場の誰よりも働き者で、「めんどくさいことが大事」だという白髪の職人ですからね。

 

 

3.木原浩勝『増補改訂版 もう一つの「バルス」ー宮崎駿と『天空の城ラピュタ』の時代ー』講談社文庫

 ジブリ繋がりでもう一冊。

 制作進行として宮崎駿監督を間近で見てきた作者が名作『天空の城ラピュタ』の制作秘話を語っています。

 木原さん自身がアニメの仕事に関わり宮崎さんと出会うまでのエピソードも語られているのですが、アニメ業界のブラックでは済まされない暗黒企業ぶりが垣間見えます。

 天才について行く苦労が窺えますが、同時に宮崎さんと仕事を共にし映画を完成させた木原さん自身も只者ではないと感じました。

 また作品の裏側についても語られていて、大学の卒業論文ジブリで書いたほどジブリ作品が好きな僕にとってはたまらない1冊でした。

 木原さんはその後もトトロで再び制作進行を務め、当時のエピソードを語る『ふたりのトトロ』という本も書いておられるため、そちらも読んでみたいです。

 

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 お前忙しいくせに本は読んでいるのかと言われても、喉が渇いたら水を飲むくらいの必然性で、僕は本を読む必要があるのです。

 本を読まないと魂が渇いてしまうからです。

 まあ、活字中毒なだけなんですけどね。

 とにかく、ブログのネタに困ることがあっても、こうして最近読んだ本の話をできるのはありがたいことです。

 それ以外の話も書かねばと思いながらも、次のブログはどうなるかまだわかりません。

 予定は未定!

 

 ではでは、今回はこの辺で!

お誕生日様だぞ

 こんにちは、モンブランです。

 本日6月28日は僕の誕生日です!

 いえーい、ピースピース✌️

 

 去年の誕生日のブログをチラッと読んだのですが、めちゃめちゃ虫の居所が悪かったんでしょうね(笑)

 今年は割とご機嫌です。

 

 TwitterのリプライやLINEで、お祝いメッセージを色んな方からいただけました。ありがてえ。これからも仲良くしてあげてくださいね。

 

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 実家なうなので、バースデーケーキも食べました。久しぶりに食べたモンブランがめちゃくちゃ美味しかったです。

 モンブランを食べたことで、胸を張ってモンブランを名乗れるようになりました。アイデンティティの回復です。

 どうも、モンブランです。よろしくお願いします。

 

 さてさて突発的な記事なので書くこともあまりないのですが、今朝の母親との会話を原文そのまま引用して、今回のブログを締めたいと思います。

 

 

母「何か言うことあるでしょ」

僕「え、何が?」

母「今日アンタ誕生日じゃん」

僕「あー、はいはい。『お母様、僕を産んでくれてありがとうございました』」

母「よーし、お誕生日おめでとう〜」

 

 

 ではでは〜。

晴れの日も雨の日も本を読みたい(6)

  こんにちは、モンブランです。

 

 本格的に梅雨入りして、晴れの日よりも雨の日の方が増えてきましたね。元々屋外で活動する方ではありませんが、ますます読書が捗るというものです。

 読書の梅雨?

 ……なんだか本が湿ってしまいそうで嫌ですね。元々本と雨は相性が悪い訳ですから。

 

 さて、今回も最近読んだ面白かった本の紹介をしていきたいと思います。

 

 

 1.神林長平『あなたの魂に安らぎあれ』ハヤカワ文庫

 

 

あなたの魂に安らぎあれ

あなたの魂に安らぎあれ

 

 

 日本SFの大家として有名な神林長平さんの長編デビュー作です(上に書かれている発売日はKindle版で、文庫の初版発行日は1986年3月31日)。

 あらすじは以下の通りです。

 

 火星の地下に広がる破沙空洞市では、人間たちが絶望的なまでに単調な日々の暮らしに倦み果てていた。いっぽう放射線が降りそそぐ地上の門倉京では、人間に奉仕すべく造られたアンドロイドたちが、華やかな文明を築きあげていた。だが、その繁栄の陰で終末の予言が囁かれていたーー「神エンズビルが天より下りて、すべてを破壊し、すべてが生まれる」と。

 

 この作品では、アンドロイドが人間に奉仕するというよくある構造こそ崩れていないものの、それぞれに違う文明の中で暮らし、しかもアンドロイドたちの暮らしの方が遥かに優れているというのは画期的です。それぞれの生活が丁寧にわかりやすく描かれ、その重厚なベースがあるおかげで、「アンドロイドに人権はあるのか」「どんなに機械文明が発達しても変わらない人間の性」などの問題が浮き彫りになります。

 やがて人間とアンドロイドは争うことになるのですが、その最中に判明する世界の真実には読んでいてとても驚かされました。目くるめく展開で、いったん読書に集中するとページを捲る手が止まらなくなります。

 

 この小説は新刊を扱う普通に書店でも、ブックオフなどの中古書店でも手に入りにくかったのですが、もし機会に恵まれればぜひ読んで欲しい作品です。

 

 

 

 

2.早坂吝『探偵AIのリアル・ディープラーニング新潮文庫NEX

 

 

 別の作品でこの作者さんのことを知っていたのですが、<物語>シリーズなどでお馴染みのVOFANさんの表紙絵に惹かれて、何となく手に取ってみました。

 

 人工知能の研究者だった父が、「探偵」と「犯人」それぞれの役割を持った双子のAIを遺して、密室で謎の死を遂げてしまいます。その背景には、「犯人」のAI・以相を奪って悪用を試みるテロリスト集団「オクタコア」の陰謀が隠されていました。高校生の息子・輔と探偵のAI・相以は、父の密室の謎、過去の母の死の真相を解くべく協力し、「オクタコア」の陰謀にも立ち向かっていきます。

 ベタベタな展開と癖の強いキャラクター達でライトミステリを思わせますが、謎解きの質は本格ミステリにも劣らない出来です。逆転に続く逆転のストーリーで、いつの間にかこの作品世界に引き込まれてしまいます。

 

 ちなみに、題にある「ディープラーニング」とはAI用語で、人間の脳神経回路を模したニューラルネットワークというものを搭載し機械に学習させることを指し、相以も作中でディープラーニングすることで探偵の能力が向上していきます。彼女の成長物語としても楽しめるかもしれません。

 

 読んでみたら思っていた以上に面白かったので、続編の『犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー』も読んでみたいです。

 

 

 

3.凪良ゆう『神様のビオトープ講談社タイガ文庫

 

神さまのビオトープ (講談社タイガ)

神さまのビオトープ (講談社タイガ)

  • 作者:凪良 ゆう
  • 発売日: 2017/04/20
  • メディア: 文庫
 

 

 ここ最近読んだ中で一番面白かったかもしれません。

『流浪の月』で2020年本屋大賞の大賞を受賞した凪良ゆうさんの作品です。

 あらすじは以下の通り。

 

 うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは? 機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。

 

 主人公のうる波を中心とした連作短編集なのですが、登場する人たちの愛情は世間から見れば歪なものばかりです。

 亡き夫の幽霊が居ると言い張っていつまでも一人で暮らすかわいそうな女性。ロボットの親友にしか心を開けない少年。ロリコン。隣で暮らす老夫婦も実は……。

 この作品の中では「正しさ」が重視されているとは思いません。例え世間から見れば歪であったとしても、それぞれに相応しい愛情の形がある。それを受け入れて穏やかに暮らしているから、この物語からは他にはない極上の優しさを感じさせられました。

 

 文庫サイズで文体もとても読みやすくなっていますので、ぜひぜひおすすめしたい作品です。

 

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 他にも色々と読んではいるのですが、全部が全部当たりという訳でもなく「紹介するほどのものでもねーな」となることもしばしばです。

 折角だから、ここでは本当に面白かった本のことを書き残しておきたいので、また面白い本にいくつか出会えたらまた書きたいと思います。

 

 

デレぽを楽しむ。

 こんにちは、モンブランです。

 先日、第9回シンデレラガールが発表されましたね。



 いぇぇぇぇぇぇええええええいい!!!!!!

 加蓮がッ! 北条加蓮がついにシンデレラガールになりましたッ!

 加蓮にシンデレラガールになって欲しいとずっと応援し続けていたため、今年ついに報われて感無量です。

 

monbran-likes-gentle-life.hatenablog.jp

 

 以前、僭越ながら加蓮を応援する記事を書かせていただいたことがありました。あの頃の自分に、第9回にしてついに彼女にガラスの靴を履かせることができたよと伝えてあげたいです。いやぁ、本当に良かった。

 

 この感動を噛み締めて今回のブログを締めても良いのですが、いや、良い訳がないので今回の本題に入らせていただきます。

 

 今回お話ししたいのはデレステの中にある「デレぽ」というコンテンツについてです。

dic.nicovideo.jp

 デレぽについてご存じない方は上の記事をご参照ください。

 要は、デレステ内のアイドルたちによるTwitterのようなもので、彼女たちの日常や仕事にまつわる呟きを覗くことができます。

 元々あったコミュよりもアイドルたちの等身大の姿を見ることができ、また、呟きに対するリプライや複数ツイート間の掛け合いを楽しめるのが魅力です。

 ツイートの右上にある星マークはお気に入りボタン(Twitterでいう「いいね」)があり、お気に入りを押したツイートはお気に入り欄からすぐに見ることができます。アイドル名で検索することで、推しアイドルのツイートを遡ることができるのも便利ですね。

 

 さて、そこで僕がお気に入りを押したツイートのいくつかをご紹介したいと思います(なお僕の推しアイドルに偏りがちになるのはご了承ください)。

 

 

1.クラリスさんに懺悔

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 クラリスさんは見た目通りのシスターで、自分の所属する教会を立て直すべくアイドルになった人です。神職についていることから、日頃からアイドル達からの懺悔を受ける機会があったのかもしれません。

 デレぽでも罪(?)を告白し懺悔するアイドルたちが現れ始め、クラリスさんが神の名のもとに許しを与えるという謎の習慣が生まれました。ついには「クラリスさんに懺悔」というタグまで作られる始末。

 デレぽでも大活躍するようになったクラリスさんの知名度が上がるきっかけになったと思います。

 

 

2.自撮り&オフショット集

 

 アイドル達がそれぞれ撮影した自撮りやオフショットをいくつかご紹介したいと思います。覚悟は良いですか?

 

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 可愛い。


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 可愛い。


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 可愛い。


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 可愛い。


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 可愛い。


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 可愛い。


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 可愛い。

 ……申し訳ありません、可愛さのあまり語彙力を失っておりました。

 一生懸命可愛く映るようにカメラワークを意識したものもあれば、飾らない素の姿まであって、みんな引っくるめて可愛いですね。これらはあくまで一部に過ぎないので、あとはぜひご自分の目で確かめてください。

 

 

3.渋谷事件

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 ある日デレぽにおいて発生した有名な事件です(正式な事件名はわからない)。

 人見知りの激しい森久保は渋谷のような大都会は苦手なのでしょう。その思いをふと呟いてみたところ、苗字が渋谷の渋谷凛が、自分のことが苦手なのだと受け取ったリプを送ったことに起因します。

 もちろんそれは冗談だったのですが、焦った森久保の動揺ぶりが面白可愛いですね。悪ノリした未央や本当に水を持ってきてくれた卯月も微笑ましいです。

 元々森久保と凛は以前アプリ内で放送されたシャイニーナンバーズというラジオ番組で共演しており、ラジオに非常に後ろ向きな森久保と、それを母性を感じさせるほど優しく介護(?)する凛が話題になりました。二人はそれ以降も親しくしているのでしょう。普段クールな凛が冗談を言うことからも、親密さが窺えます。

 事件とは言いましたが、ふたを開けてみればアイドル同士の仲良しエピソードなのでした。

 

4.神谷奈緒vs梅雨

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 梅雨の季節になりましたね。湿気の多いこの時期は、愛すべきモフモフ髪を持つ神谷奈緒の天敵です。朝に髪をセットする時などに苦労させられるのでしょう、その切実な胸の丈を呟いています。

 上の画像は去年の、下は今年の呟きです。凛のツッコミが冷静すぎて笑えますね。

 季節にまでイジられる奈緒の姿が大変愛らしいため紹介させていただきました。

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 デレぽの魅力の一端を紹介してきましたが、他にも魅力ある呟きはたくさんあります。色んなアイドルにダジャレリプを送る楓さんや、年少の子には優しい姿を見せる時子様etc……。

 デレステの主な機能はライブと育成、そしてルームがよく挙げられるかと思います。ただ、デレぽに触れないのは非常に勿体ない! そういう思いから今回の記事を書きました。

 

 これを読んだ方はぜひぜひデレぽをチェックしてみてください!

 

 ではでは、

小ネタを集めてみた(1)

 こんにちは、モンブランです。

 今回はブログ内容候補になりながらも分量的に記事ひとつ分になりそうもないものをかき集めてみました。

 

 

 

 

1.春眠暁を覚えず

 

 漢文を由来としたフレーズで、春はよく眠れるから知らず知らずのうちに夜明けが過ぎて行くよ、つまり寝坊するよという意味です。

 もっと言うと、春の夜は短く、また過ごしやすい気候だからという理由があるらしいです。

 ただ現代に置き換えると、そんな呑気な事情では済まないような気がします。

 春は新年度、新学期で色々と慌ただしい時期でもあるため、みんなくたびれて眠くなってしまうのではないでしょうか。

 どうせなら、もっと余裕を持って心地好い眠りにつきたいですね。

 事ほど左様に春は眠くなるものと相場が決まっているのですが、かと言って他の季節が眠くならないかと言われれば、そんなことは全然ありません。

 夏は暑さで夜に寝苦しいから、昼間に気怠くて眠くなる。

 秋は夏の暑さが落ち着いて眠りやすく、そもそも冬への移行期間に過ぎないからあっという間。

 冬は寒さ故に布団が恋しく、最も寝床との親和性が高くなる季節だから、眠くならない理由がない。

 春眠に限らず暁は覚えない。

 いつだって眠いものは眠いのです。

 

 

2.水が好き

 

 水を飲むのが好きです。おしまい。

 というのは寂しいので、もう少しだけ。

 もちろん好きな飲み物は色々あって、コーヒーやお茶やフルーツジュースなど好んで飲んでいたり、お酒も好きだったりするのですが、自分の一人暮らしの冷蔵庫を覗くと飲み物が水のペットボトルが2本だけというようなことがザラにあります。

 味付けに拒絶的とかそういうんじゃないですよ。ただ、水分が喉を通るのに必ずしも味が要る訳ではなく、無味無臭で十分満足してしまうというか、そんな感じです。説明が難しいですね。

 もしも僕の知り合いがこれを読んでいたら、僕の今までの行動を思い返してみてください。

 何かを食べに行く時によく水を飲んでいませんでしたか? つまり、そういうことです(どういうこと)。

 ただ、水の飲み過ぎも身体に毒なので、適量を美味しく飲みたいと思います。

 

 

3.ウォーキングを始めた

 

 ステイホームしなければならないとは言え、このままでは運動不足になってしまう。

 そうだ! 歩こう!

 という訳で、ウォーキングを始めました。

 最近は日中暑くなってきたため、涼しい夕方に歩いています。同じことを考えてる人が多いからか、他にもウォーキングしてる人を見かけますね。ウォーキングがプチブームになっているのかもしれません。

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 デレステのフォトスタジオを使って、ウォーキング風景with北条加蓮で撮影してみました。

 控えめに言って最高です。

 うれしい!たのしい!大好き!

 

 

 

 

 さて、小ネタたちをサクッと紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

 ちょっとしたことでも「あ、これはブログのネタになるかもしれない」と思うと、日常の中の細かなところにまで目が行くようになった気がします。

 ブログ1本分に満たないまでも寄せ集めれば一応は形になることを今回証明してしまったので、今後はより一層ネタ探しに励まなければなりませんね。退屈しないような、疲れるような……。

 まあ、とりあえず、小ネタも貯まり次第ちょくちょく紹介していけたらなーと思います。

 

 ではでは、今回はこの辺で!