モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

もう春ですか?

 ごきげんようモンブランですわ。
 遅めの咲いた桜も散り始めた今日この頃、皆様はいかがお過ごしかしら。わたくしも世の方々の例に漏れず、大変忙しい日々を送っておりますの。五月病の時期を待つことなく心身ともに衰弱してしまいそうですけれど、わたくしは挫けませんわ!

 といった具合にオープニングをお嬢様口調でお送りしてみたのですが、全く理由も意味もありません。強いて言えば、当ブログで自分の性別を明言したことはなかったのではないか、という降って湧いた思いつきを試したくなったからでしょうか。一人称だけでは当てになりません。“僕っ娘”である可能性も否定はできません。故に、お嬢様口調にしてみても、違和感を持たれる筋合いはないのではないか、という超理論でした。
 男なんですけどね。

 

 さて、悪ノリから始まった今年度最初のおブログ。本題は結構真面目に「変化」についてお話ししようかと思います。おふざけもおフラグ。ちょっとシャレを盛り込もうとしても、根の真面目さが隠しきれない。どうしても滲み出てしまうものなあ。
 ・・・・・・いや、そろそろリアルガチで本題に入ります。

 

 

 

1.仕事の話

 

 好きな物ほど後に取っておき、嫌なことから先に消化したがる性分です。
 ええ。まず今年の春から職場が変わりました。職は同じで本社の場所が変わっただけです。それに伴い、通勤手段も自家用車から電車に変わりました。日常的に電車に乗るのは大学生の時以来なので、職場の違い以上にまだ慣れていません。自分で運転する手間やガソリン代(一応交通費として出ていたけど全然足りねえ)がなくなった反面、満員電車にぶち込まれたり遅延の憂き目に遭ったりするのは、中々に苦痛ですね。
 また、自動車はある種パーソナルスペースでもあるので、運転中にカーステレオの楽曲に合わせて歌うのが良い気分転換でした。もし電車で同じことをやったら、やべー奴だと思われ避けられ通報されるのがオチでしょうけれど。
 通勤手段も一長一短で、何なら電車通勤の良いところをまだ見つけられていないのですが、電車通勤くんとも仲良くなれたらなあと思います。
 ・・・・・・え、仕事の話をしていないって? そりゃあ話せる部分とそう出ない部分とがありますよ。守秘義務というか、コンプライアンスというか、もっと身近なところで言えばプライバシーの問題で。
 まあ無難に、自分よりも下の人間と忙しさと責任とお給料は増えましたよ。はい。
 ニコニコ大百科で「シンデレラ一門」のページを見る頻度と、預金通帳を眺めるそれが最近入れ替わってきました。これもまた変化かもしれない。善し悪しはさておき。

 

 


2.本の話

 

「またか」って言わないで。僕から本を取り除いたら、声のオタクとか部分的に大雑把な神経質とかスキルの退化したゲーマーとか、ロクなところが残らないから。
 元からミステリ好きですが、最近は森博嗣さんの小説をよく読んでいます。ミステリとSF両方面白いって、僕にとって大好物でしかない。一見淡泊すぎるようにも見える文体ですが慣れればとても読みやすいです。著作多数なので全てを読み切るのは難しいですが、1作あたりが割と安く手に入るので、読めるだけ読みたいですね。今のところ一番好きなのはVシリーズです。瀬在丸紅子さんは良いぞ。
 あとは、漫画の電子化ですね。これは結構自分の中でかなり進んでいます。昔は電子書籍否定派だったのですが、読みたい漫画の数に対して本棚に置ける数が足りなくなってしまいました。それを電子化したことで、一気に問題が解消されたのです。スマホタブレットですぐに読めることよりも、自分にとってはそのメリットが大きいかもしれない。
 ただ、小説の方は依然紙派です。断然紙ですよ。紙以外あり得ない。
 最近ちょっとオーディブルが気になっているけれど、そもそも物書きのモンブラン先生のメインフィールドがネット小説じゃねーかというツッコミに対してノーガードだけれど、でも、小説は紙で読みたいのです。実際に簡単に宗旨変えはしないと思います。
 ただ、基本が飽き性な人間で、こだわりよりも実利を取りがちな人間なので保証はしませんが。

 

 


3.食事の話

 

 良いものを食べられるようになった・・・・・・というのはなきにしもあらずなのですが、それ以上に、誰かと一緒に食事する機会がかなり増えた気がします。今真面目に数えてみたのですが、一人だけで食事を取った日がここ1週間で1日しかありませんでした。もちろん家族以外で。
 コロナ渦ではなくなったことも大きいけれど、誰かに誘われる機会が増えたのは確かです。ベースがぼっちでいるのが好きなので、誰かを誘うよりもその逆の方が多いのですが、そんな僕でも声をかけてくれる方がいるのはありがたいことです。
 以前にも、おブログ内で触れているモンブランツアーズも、第3回が開催予定です(小数点回が多いので、ちょっとバックナンバーを確認しに行ってしまったけれど)。楽しみですね。美食は溢れているので胃を拡張して備えましょう。いえー。

 

 

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。
 今月は本当は別のことを書こうとしていたのですが、新年度最初と言うこともあって、こういう話にしました。
 改めて振り返ると、おブログの方も結構禁止ワードを設けているのに、よくここまで続いたもんだと感慨深くなりますね。第100回もそう遠くない。何を書きましょうか。少なくとも、ブログの総集編みたいな地獄めいた企画はしません。
 書きたいことを適当に書いて「あっ、ナンバリングが3桁になってるーウケるー」みたいなノリでいられたらと。いや、ウケないし。あーしギャルじゃねーし。
 そんなこんなで、今年もよろるすおねがいするます。

 ではでは、また次回!

 

 


P.S.来月で『兄妹シリーズ』が10周年なので何か書くので、そちらもよろしくしてやってください。

行って逃げて去る月日

 こんにちは、モンブランです。

 暦が過ぎる早さには何度も言及していたような気がしますが、それだけマジに感じるマジな話だとお察しいただきたいです。

「もう3月か。早いなぁ」「えっ、もう“3月9日”終わった?」「11日? え、嘘、仕事でそれどころじゃなかったよ⁉︎」

 みたいなね。ホワイトデーも白々しく滞りなく終わりましたし。

 一応、年度末なので今年度の出来事を軽く振り返っていきましょうか。ランキング形式の総集編をやりたがるこの時期のバラエティー番組よろしく。

 

 

1.モンブランツアーズ

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 割と最近なような、結構前のことのような、実際のところ、後輩や先輩を我が故郷に招いたのは、今年度のことなのでした。

 マジか。振り返るために今年度分のブログを読み返していて、早々にプチサプライズでした。

 観光地はないけれど、美味しいものに関しては大いに自信あり。

 美味しいものを堪能して、その感動を直接共有できるのは、今となっては滅多にないことなので、おブログでも擦るくらい印象的な出来事でした。

 ツアーズ向けのネタ探しというお題目で、地元の他の美味しい店を巡るのも楽しいです。最近は仕事が特に忙しい時期で、その反動で休日また出不精になりつつあります。が、まだ情報だけあって足を伸ばせていない所があるので、また遠からず行けたら良いなと思います。

 

2.モンブラン、車を買う。f:id:Monbran:20240316222247j:image

 これまで生きてきた中で最も高い買い物でした。

 身内が車を買い替えるところは何度も見てきたし、何ならそれ以前に僕が乗っていた中古車も決して安くはなかったけれど、自分のお金で買う新車はまるで別次元。あの手この手を使って少なからず値切っても尚お高い。銀行でATMでは払えない額を初めて振り込みました。

 それだけにリターンも大きい。快適さと高機能に低燃費。……買って2週間でタイヤに釘が刺さったり、昨年末から問題になったD社のOEM車ゆえワンチャンリコールもあるかとヒヤヒヤさせられたりと、ケチが付いたこともあったけれど、今も楽しいマイカーライフを送っております。

 この車から当分買い替えるつもりは皆無ですが、一方でネットで色々な車の情報を見るようになりました。その頻度がどれくらいか、敢えてわかりづらい喩えで説明すると、ニコニコ大百科やpixiv百科事典で“シンデレラ一門”のページを開くのと同じくらい。知りませんよね。

 閑話休題。高い買い物をした分のアドはもう取れているとも言えるし、まだまだこれからとも言える。今後も大事に乗ろうと思います。

 

3.ゲーム熱リバイバル

 

 

 

 近頃はソシャゲばかりで、コンシューマのゲームをちゃんとやるのは久しぶりでした。主に手軽さなどで、ゲームハードはスマホに劣ってしまうところは否めません。

 ただ、ゲーム機でやるゲームはやはり楽しい!

 待ちに待ち侘びたロックマンエグゼの復活には欣喜雀躍、ゲームを進めやすくする新機能にも助けられ、小学生の頃には進められなかった奥深くまで堪能することができました。一応、1〜6まで全てコンプリートしましたが、敢えてバージョン違いの方はノータッチにしてあります。短期決戦でやり込んだ結果、早く飽きてしまうのが惜しかったからです。故に、今はちょっと寝かせてあります。

 では、代わりに何をやっているかと言いますと、ポケモン不思議のダンジョンなんですよ。

 救助隊。懐かしいですね。これもまた、小学生の頃にGBAで遊んでいたゲームです。動画投稿者のレオモンさんが全部のポケモンを仲間にする企画も面白かったですね。今も時々見てます。

 Switch版で久しぶりにやってみると、キャラクターやストーリーの良さはそのままに、GBAの時よりも更に操作性やシステムが向上していて遊びやすくなっていました。……ともだちエリアは残して欲しかったけど。

 僕は救助隊の次に発売された探検隊までプレイしていて、10代の頃の良いゲーム体験のひとつに数えられます。それでいて、未だに空の探検隊をやりたがっています。何故か時と闇は両方持っているのに。元が神ゲーなところに新規ダンジョンやシナリオが追加されていていやもうホントなんで前にハードオフで見つけた時に買わなかったんだろうと悔やんでも悔やみきれない。

 その内、安く手に入ったらやりたいです。

 手持ちの3DSは怪しいですが、DS Liteはまだまだ現役なので。

 

 

4.小市民シリーズアニメマジ

 

 

 総集編じみていたことをしていたので、新規カットもといここまででしていなかった話を。

 小市民シリーズアニメ化が先日発表されました。

 しそうでされないと思っていたので、マジで驚きました。

 4月下旬に10年以上待たされた長編の新作『冬期限定ボンボンショコラ事件』の発売もあって、小市民シリーズが今激アツです。

 そのような経緯もあって、今『春期限定いちごタルト事件』から既刊を読み返しているのですが、昔読んだ時とは違った新たな発見があって面白いですね。癖強めなキャラクターたちも年相応に未熟なところもあって、それが作中時間が進むにつれて成長していく様が窺えました。……とは言ったものの、素直に成長したのは健吾くらいな気がします。“あの二人”は、成長というよりも己が性からは逃れられないことを理解したと言った方が正確でしょう。

 映像化はとても嬉しいけれど、狐と狼が着ぐるみを被ることで余計に難解にしているデリケートな行間を、どこまで映像に落とし込めるかはあまり期待できていません。アニメ化されないと思っていた理由も、その辺りにあります。

 でも、アニメ制作陣はどうか、ファンの期待を良い意味で裏切る作品を提供できるよう頑張ってください。

 無責任な発言って最高。

 

 

 

 

 いかがだったでしょうか。

 いかがも何もありませんね。「無責任な発言って最高」が、今年度最後のブログの本文の締めって。成長は愚か、現状維持すらできずに退化しているような気がします。人間として。

 でも、来年度こそは立派な人間になれているはずっ!

 ウェルカムハッピーッ!

 

 様々な現実から目を逸らしつつ、今回はこの辺でさようなら。

晴れの日も雨の日も本を読みたい(12)

 こんにちは、モンブランです。

 この時期の暦の疾走感は末恐ろしいですね。世間がバレンタインがどうとか言っていた時は「もう2月も半ばか」と内心震えていたくらいですし、これを書いている今は下旬。3月がもうウォーミングアップを始めています。そう焦らないでください。

 

 さて、この「晴れの日も雨の日も本を読みたい」と題した読んだ本の感想シリーズなのですが、実は1年以上ぶりなんです。バックナンバーのタイトルを振り返ってみて自分でも驚きました。違う題で同じようなことをしていたので、あまり実感が湧かなかったのかもしれません。

 とは言え、久しぶりだろうが何だろうが、やることも書くことも変わりませんので、ゆる〜く平常運転でお送りします。

 

 

1.森見登美彦シャーロック・ホームズの凱旋』中央公論新社

 

 

「天から与えられた才能はどこへ消えた?」

舞台はヴィクトリア朝京都。
洛中洛外に名を轟かせた名探偵ホームズが……まさかの大スランプ!?

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この手記は脱出不可能の迷宮と化した舞台裏からの報告書である。
いつの間にか迷いこんだその舞台裏において、私たちはかつて経験したことのない「非探偵小説的な冒険」を強いられることになったわけだが、世の人々がその冒険について知ることはなかった。スランプに陥ってからというもの、シャーロック・ホームズは世間的には死んだも同然であり、それはこの私、ジョン・H・ワトソンにしても同様だったからである。
シャーロック・ホームズの沈黙は、ジョン・H・ワトソンの沈黙でもあった。
-----(本文より)

謎が謎を呼ぶ痛快無比な森見劇場、ついに開幕!

 

 森見さんがまた怪作を書きましたね。

 よくよく馴染みのある名前の人物たちがおかしなことになっています。

 “ヴィクトリア朝京都”とは何か?

 ベイカー街も今作では寺町通になっており、京都とロンドンが入り混じったような世界観で、ホームズがスランプに陥ったところから物語が始まります。

 推理ができなくなったホームズは、スランプへの対策を講じることを口実に、屁理屈を捏ねて不毛な日々を過ごすばかり。この点、森見さんが普段書いているキャラクターと重なる部分が多く、思わぬマリアージュでした。だから、怪作でありながら原典のホームズに忠実でもあるんですよね。

 また、オマージュが所々に散りばめられていて、シャーロキアンの僕も読んでいて「ニヤリ」となることが多かったです。「お前が手紙残して居なくなるんかい!」とか。

 今作は森見さんの過去作で例えると、序盤は『新釈 走れメロス』で、後半は『夜行』や『熱帯』みたいな感じです。

 シャーロック・ホームズに詳しくなくても、メインキャラクターの立ち位置を何となくわかっていれば、楽しめると思います。

 今回も賛否両論ありそうな作品でしたが、僕はシャーロキアンとしても森見ファンとしても楽しめました。

 

 

 

2.東野圭吾『ブラック・シャーマンと覚醒する女たち』光文社

 

 

亡き夫から莫大な遺産を相続した女性の前に絶縁したはずの兄が現れ、「あんたは偽者だ」といいだす。女性は一笑に付すが、一部始終を聞いていた元マジシャンのマスターは驚くべき謎解きを披露する。果たして嘘をついているのはどちらなのか――。謎に包まれたバー『トラップハンド』のマスターと、彼の華麗なる魔術によって変貌を遂げていく女性たちの物語。

 

 まさかシリーズ化するとは!

 と思うくらいには、前作はあまり面白くなかったんですよ。ただ、前作は長編だったのに対して、今作は連作短編集でした。このシリーズの探偵役は長編よりも短編向きなのかもしれません。今作はとても面白かったです。

 1話ごとに物語が完結しているので忙しい仕事の合間でも読みやすくて、良い形で意外な結末だったので、読後感も良かったです。

 今作のようなスタイルだったら、次回作も読んでみたいです。

 

 

3.安野モヨコ『還暦不行届』祥伝社

 

 

今回は前作と違って文章です!
大反響、早くも大増刷!!!
お待たせしました!『監督不行届』のその後!
還暦を迎えた鬼才監督 夫・庵野秀明
日本一のオタ夫婦の
おかしくも愛おしいディープな日常を今回は文章版エッセイでお届け!!!!

 

『監督不行届』の続編が出ていたことを知ったのはつい最近。積読が溜まっているにも関わらず、即購入即読了しました。

 あらすじにもある通り、漫画ではなく文章でのエッセイでしたが、逆にそれが良い。漫画にできるほどのキャッチーな可笑しさよりも、さりげない面白さがありました。

 あるいは、飾らない心情の吐露は文章の方が形にしやすいのかもしれません。安野モヨコさんは文章でのアウトプットもお上手なので、漫画家という本業を全く意識せずに楽しめました。

 また、文章版エッセイと言いつつ、一コマ漫画や過去に寄稿された漫画も収録されていたので、とても充実した内容でした。

 今年読んだ本の中で一番面白かったです。

 残りの月日で今年一を更新できますように。

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。

 このスタイルで書くのが久しぶり過ぎて、書き方をすっかり忘れていました。おブログに限ってはあまりバックナンバーを読み返したくないので、大体こんなもんかなーと勘で書いてみたものの、マジでいかがだったでしょうか??

 以前の出来が良いとも限らないし、今回がどうかは言わずもがな。

 ……正直なところ、最近“これ”を書いていなかったのは、他に書きたいことがあったのもありますが、それ以上に、あまり評論家ぶったことを書きたくないなーという心境からでした。

 確かに“そこそこは”読書家である自負はありますが、お金を積まれて文章を書くことを頼まれた訳でもなく、そこから生じる責任を持つでもなく、にも関わらず評論やらレビューやらみたいなことにどれほどの価値があるのだろうか、と。

 金銭の生じない放言に価値がないのかと言われればそんなことは全くないのですが、何となく自分の中でモヤモヤしていて、無意識寄りながらも意識的に遠ざけていた部分があります。

 ただ、それを言い出したら今までに書いてきた小説まで否定するような気がして、それは違うよなと思い直して、今回さり気なく再開してみました(冒頭で触れている時点でさり気なさに欠けるが)。

 結局のところ、考えるな感じろってことなんでしょうね。アレコレ考えるよりも、感じるままに愛のままにわがままに書いた方が精神衛生上よろしい。

 そんなこんなであんなどんなでした。

 あんなどんなって何だ。

 ではでは、今回はこの辺で!

 

 明日また会えるよね!(流石に無理)

明けましてえらい

 こんにちは、モンブランです。
 明けましておめでとうございます!

 ・・・・・・と言うには、雲行きの怪しい年明けになりましたね。世の中で良くないことが重なっていて、ともすれば「おめでとう」だなんて不謹慎だと思われかねないくらいに。ただ、辛気くさいことばかり言っていても、己自身にも不吉を招きかねないので、祈りも込めて「おめでとう」と言うべきでしょう。
 今年は自分にとってちょっとした転機になりそうなイベントがいくつか控えています。故に、ウェルカムハッピー! イエー!

 

 


 そんな感じの2024年最初のおブログなのですが、「明けましておめでとう」と言うにはちょっと遅いですよね。もう1月も下旬だし。
 そんな僕の元日はどのように過ごしていたのか。
 ・・・・・・・・・・・・仕事です(ボソッ)
 何なら大晦日から継続して仕事でした。行く年来る年ならぬ行く仕事来る仕事でした。来ないでよ。
 明けましてお仕事ございます。今年もお仕事よろしくお願いします。
 シャレのように言ってなきゃやってらんねーよ。・・・・・・ちなみに、「明けましてお仕事~」は職場で言ったらプチ流行しました。皆の心は一つでした。
 なんて、僕の年明けも結構ロクでもありませんでしたね。初日の出を見に行ったり初詣に行ったりするのはめんどくさいので、寝正月が一番の理想でした。
 来年こそ叶うと良いな。カレンダー的に無理そうだけれども。

 

 

 

 夢見る僕の新年の抱負は特にありません。
 強いて言えば、無病息災か? 現代というか、インフルとコロナW流行中の現在はそれがどれだけ有り難いことかはよく理解しているつもりです。何なら、現状健康体である僕がその割を食っていることもありますし。
 生きててえらい。生きてりゃえらい。みんな健康で居てね。健康な人を不健康にさせないでね。
 モタクさんとの約束だゾ。
 話を戻しますが、新年の抱負は“なし”の方向でお願いします。下手に抱負やら目標やらを掲げて、それに縛られるのはまっぴらごめんさよならです。
 意識低くても自由でいたい。
 生きてりゃえらいんですから。

 

 

 

 代わりと言っては何ですが、今年楽しみにしていることの話をしましょう。

 

 まずは、未来ではなく今の話なのですが、最近は『作りたい女と食べたい女』にハマっています。夜に短めの時間の枠で放送されているNHKのドラマです。今度新作が放映されるにあたって、ついこの間まで前作が再放送されていたんですよね。漫画原作で、ドラマの方の出来もかなり良かったんです。『大奥』の時と言い、丁寧にドラマを作ってくれている時のNHKはマジで良い仕事をしてくれるんですよね。TBSの『VIVANT』もそうですが、キャストと同じかそれ以上に脚本を丁寧に書いてくれているドラマは名作になり得ます。『おかえりモネ』も脚本が本当に素晴らしかった。『ちむどんどん』はね・・・・・・。今の朝ドラもだいぶ初期で切ってしまいました。ま、そんなこんなで、“つくたべ”の新作もとても楽しみにしています。

 

 あとは、アニメ『葬送のフリーレン』の一級魔法使い試験編ですかね。僕は原作漫画のこのあたりで、実は読むのやめようかと思っていたんです。寄り道が長びく展開は嫌いなんですよね。それに、日常描写は良いけれど、作画のバトル描写の貧相さが目立ってしまっていてツラいのなんの。攻撃方法が単調、駆け引きが物足りない、魔法を使っているとはいえ殺陣があまりになっていない。マイナスコメントばかりで申し訳ないのですが、元々好きな漫画だっただけに「もうやめて!」って悲鳴を上げたくなりました。原作のちょっと前までの黄金郷編なんて絶望でしかなかった。しかし、流石はアニメ、流石は斉藤圭一郎監督、効果的な映像描写のおかげで、とても面白く視聴できています。新規キャスト陣も見覚えのある名前、聴き覚えのある声の方々が多く散見されましたし。今クールでアニメ放送が終わってしまうのが寂しいですが、きちんと最後まで見届けようと思います。ちなみに、原作も最近の展開は割と行けるクチです。

 

 アニメ続きにはなるのですが、『小市民シリーズ』と『物語シリーズオフ・モンスターシーズン』のアニメ化決定はマジでびっくりしました。小市民はアニメ化するにはキャラがあまりにアレだし、物語の方はそもそも映像化が不可能なんじゃね?と思う話がいくつかあります。「やめとけやめとけ」と某同僚みたいなことを言ってしまいそうな一方で、本音ではやっぱり超見たいんですよね。めっっちゃ楽しみにしています。『小市民シリーズ』は10年近く待った『冬季限定~』の刊行も予定されているので、生き甲斐が増えました。
 やっぱり生きててえらい。

 

 

 

 


 てな感じで、色々とこぼして参りました。いかがも何もありませんね。年が明けようが平常運転です。三つ子の魂百まで。いわんや1年をや。
変わらずこんな感じで書き連ねて参りますので、新年もよろろすおねがいするます。

 ではでは、今回はこの辺で!

行かないで年、来ないで年。

 こんにちは、モンブランです。

 一時期「暖冬」だとぼやかれていたのが嘘のように、吹く風はすっかり冷たくなり、ウチの亀も冬眠に入りました。

 それと同時に、暦はもう12月。2023年最後の月になっていやがりました。早過ぎます。去年の今頃のことを思い出そうとすると、やはり1年という月日の経過を感じるものの、半年前が「ついこの前」くらいの感覚なので、はてさてこの違いは一体何なのだろうと、首を傾げています。

 時間に密度などなくて、これはあくまで主観の話。

 尚のこと、不可逆な時を疎かには過ごせませんね。

 

 

 

 とは言うものの、自分の1年が有意義なものだったかどうかは……諸説あります。

 労働にかなり時間を持って行かれるのは不愉快だし、それ以前に心身の疲弊が凄まじい。けれど、その分給料は入るし、職場の人たちとの人間関係もより良好になって、仕事外で会ったりご飯を食べに行くこともしばしば。これが結構楽しいので、ある種充実はしているのかもしれません。

 ……まあ、苦境を共に乗り越えれば嫌でも結束はするよね、とも思いますが。

 あとはお金。世の中金がほとんど全て。

 新車も買えて、ルンルンで乗り回しております(つい最近不愉快な形でちょっとしたケチがついたけれど)。その模様は過去のブログを参照。

 学生時代に手が届かなかった本や漫画も簡単に集められるようになったのも嬉しいです。量が量なのでセールや中古などでやり繰りして、言うほど出費はしてないはず。こちらはお金よりも部屋の床が抜ける心配をした方が良いかもしれません。また今度考えましょう。

 あとはそう、小説繋がりで、長年連載していた自作小説が完結しました。

 学生時代こそ付き合いで読んでもらっていたものの、社会人になってからはもはや誰が読んでいるのかわからない、誰かが読んでくれているのかもわからないような状態が結構続いていました。

 熱心なファンっぽかった人はインターネットストーカーだったし。

 でも、自分の書きたいことをごった煮にしても無事にゴールテープを切れたことは、自分の誇りです。マジで色々な要素が満載でしたよ。終盤はSF要素が濃いめになったり、和風・伝奇要素も混ざっていたりとやりたい放題してました。

 それだけに、完結時の充足感は大きく、また完結後の虚脱感も小さくありませんでした。

 もっと他にも書きたいことがあったはずなのに、風船が萎んでしまったようでした。

 また、モチベーションが戻っても自身に課すハードルが上がってしまい、それに自分の着想や実力が追いついていない気がして、現状は完結後に何も世に出せていない状態です。

 ただし、それほど深刻に悩んでいる訳でもなくて、アイデアはまだ枯れ果てていないので割と楽観的なんです。

 良くも悪くも、追い立てられたり求められたりしていないので、ぼちぼちやります。

 切り替えまして。今年の話をするならば、“ぼざろ”の話をしなければ大嘘になるでしょう。

 アニメの放送はちょうど去年の今頃に終わってしまいましたが、コンテンツとしてはむしろ今年の方が盛り上がっていたような気がします。

 新曲やライブイベント。ヘビーリスニングしている“ぼざら”。おまけにグッズまで。新刊発売も助かる。

 思わぬところで布教に成功したのは良し(7割)悪し(3割)。自分の好きなものを好きになってもらうのは悪くないけど、喜多ちゃん関係のグッズが手元に残らないのは許せん。最推しは虹夏ちゃんでも、2番目は喜多ちゃんなんだから。僕もキターン!ってしたい。ちなみにアンチはなし。ヘイトが溜まるようなキャラが居ないのも“ぼざろ”の良いところ。来年も総集編の映画化が決定していますが、更なる新展開も期待しています。アニメ2期早よ。

 最後に、僕の地元に仲良しの先輩後輩が遊びに来てくれたこともありました。通称モンブランツアーズが第2回まで続いていて、オフレコしている分含めると2.75回くらいまでやっているんですけど、人外魔境と呼ばれたり呼ばれなかったりする地元自慢ができて楽しかったです。僕は故郷の食で他所に負けを感じたことはありません。ツアーズの中でも手札を使い切っていませんし、すっかり地元の有力者的な人になってしまった再従兄弟からも更なる情報を得られたので、より択が潤沢になりました。社用車もとい愛車もアップグレードしているので、ツアーズ第3回もまたやれたら良いですね。

 

 

 

 

 てな訳で、ものすごくザックリと今年を振り返ってみました。今年もそれなりに色々あったけれど、僕自身は特に変わりありません。ツアーズの時の面々とも「変わんないね」と言い合っていたくらいなので、“三つ子の魂百まで”は結構マジな話なのかもしれません。良くも悪くも悪くも。

 来年の抱負は特にありません。

 激しい「喜び」はいらない……そのかわり深い「絶望」もない…………「植物の心」のような人生を……そんな「平穏な生活」こそ。

 とまでは言い切らないけれど、初代PSディスクのデータ面のような真っ暗な世の中でも、微かな喜びを見つけられれば良いなぁと思いました、まる。

 

 そりでは、今回はこれにて!

 ハッピーメリー良いお年を!

かんなづき

 こんにちは、モンブランです。
 11月は神無月とも言いまして、全国の神様が出雲大社でのサミット出席のために不在になってしまうとされている時期でもあります。逆に、島根の方では神在月なのだそうですが、考えてみればすごい話ですよね、八百万の神が一同に会するって。
 アクセスはきちんと整備されているんでしょうか? 陸海空どこの路なのかは知りませんが、人間の方が混雑しそうな時期を避けてくれているのはありがたいですよね。むしろ、逆なのでしょうか?
 会場の座席の数や配置、序列ごとの席順、整備、司会進行、スタッフ、資料の用意など、軽く考えてみるだけでも煩わしさに頭が痛くなりそうです。それこそ、神がかったレベルで統制がとられているのでしょう。


 ・・・・・・ここまでのだらだらトークからお察しいただきたいのですが、今回は雑談回です。毒にも薬にもならない度マシマシです。このブログを見守ってくれている(あるいは見張っている)神様も今は不在なので、自由にやらせてもらおう。

 えーと、まずは何のお話をしようか。・・・・・・司会に虹夏ちゃんのキーホルダーがあったので“ぼざろ”の話をしよう。

 アニメの放送から1年近く経ちましたが、コンテンツの供給が豊富ですよね。ついこの前ライブ『恒星』の円盤が発売されましたね。
 僕も買いました。いや、結果だけ言えばそれまでなんですけど、実際は結構買おうかどうか迷っていたんですよね。僕は当時現地参戦できていませんし、どころか配信すら買って視聴もしていなかったんですよ。仕事のせいでね。だから、円盤を買ったとて「当時自分はそこに居なかったんだ」と惨めな気持ちになりはしないか。そこそこ高い割に買ってもあまり観ないんじゃないか。とか何とか、結構シビアなことを考えていました。ヘビーリスニングしている“ぼざら”でも『恒星』の話が出るたびに置いてけぼりな気分を味わっていたし、観た方がいいんだろうけどぶつぶつぶつぶつ・・・・・・・・・・・・。
 迷った末に、今月の頭に出た遅めのボーナスの額で決めることにしました。
 そして、支給日に仕事が休みだったので、銀行に行って通帳をチェッ↑ク↓。

 


「ふーん・・・・・・」

 


 そんなこんなで、『恒星』のBDを買っちゃいました! やったねっ!
 特典も多いし確実にアドを取れています。ライブ本編はもちろんのこと、そこにキャストの副音声が付くのがめちゃ嬉しいです。副音声とかオーディオコメンタリーとか、大好きなんですよ、僕。他にも特典映像も盛り盛り山盛り美肌盛りなので、観るのが楽しみです。
 はい。これを書いている現在、BDをまだ1秒も観られておりません。色々アレをアレしたり、あの人がアレだったりで、時間を取れませんでした。来週の休日に期待です。
 代わりと言っては何ですが、我を育てたまいし母がぼざろのガチャガチャを買っておいてくれたんですよ。嬉しいよりも「!!??」が先行しますよね。虹夏ちゃんをバチコリとゲットしていてくれたのはもちろんありがたいのですが、どうしてもツッコミどころが無限なんですよ。
 そもそも、僕がぼざろを好きな話は若干はしていたんですけど、ある日突然家のレコーダーを見たところ、僕が観ていないはずなのに録画したぼざろアニメを直近で誰かが観ていた形跡があったんですよ。一番疑わしきかたに訊いたところ、8話まで観たとの回答をサクッと得られました。喜多ちゃんが一番お気に召したそうです。・・・・・・。・・・・・・・・・・・・。
 あのかた、別にオタクじゃないんですよ。面白い物語に対して門戸が広いというか、つまみぐいが上手いというか、理解がありすぎて怖いというか、そういうアレなんです。
 えーと、その、いつもありがとうございます。でも、喜多ちゃんの好きなところが「陽の中に秘められてそうなヤバさ」なのはどうなんでしょうか。可愛さとか声とかじゃないの、普通?
 話を戻そう。
『恒星』円盤発売日だからなのか、ぼざらの最新回の交代制パーソナリティーが長谷川育美さんだったんですよ。よっぴと揃うと、本当に仲が良い女子同士のしょうもない話をしはじめるので面白いんですよ。はせみ回はハズレがない。というと語弊があるな、誰が来てもぼっち回でも面白いし。キャスト陣の仲の良さが伝わって良いですよね。
 新車にBluetooth接続して通勤時にも聴いております。めっちゃ聴いております。何なら音泉じゃないほうも聴いてます。はーい、誰々ですとか、どうぞなんちゃらとか、HOOOえほんえほんとか、わらz・・・・・・とか、具体的に何とは申し上げませんが、まあ時々ね。
 多忙な仕事でささくれた精神を癒やしてくれる憩いです。
 いつかメール送りてえなとは思うんですけど、叶わぬまま今年の終わりがひたひたとすぐ側まで這い寄ってきています。来年の抱負とかにしようかな。覚えていれば。
 そう。言ってて思い出したんですけど、今年が終わるまでもうふた月もないんですよ。怖すぎるでしょう。目の前の仕事をちぎっては投げちぎっては投げを繰り返して、かと思えば本は相変わらず読みふけったり、生気が感じられないと称されるような昼寝したりとかやっていたら、もうこんな時期です。人間的成長がないどころか、部分的には退行していそうなものなのに、時ばかりが過ぎていく。あ、でも、新車ヤッホイで減った懐は、前の車買える分くらいは回復しました。
 まあ、ちゃんとした振り返りは来月やるつもりです。先に立たない後悔はするもんじゃないけど反省は大事。失敗を糧にして何事も慎重に、石橋にバズーカを放ってその隣の橋をジェット機で渡りましょう。
 ちょっと何言ってるかわからなくなってきたので、カオスが極まる前にそろそろ無理にでも締めましょう。とりあえず、

 

・『ぼっち・ざ・ろっく!』は依然最高。
・『薬屋のひとりごと』にドはまりして、漫画版を大人買いした。
・『エグゼアドコレ』を散々やった後の『ホグワーツ・レガシー』でギャップがすごい。
・今読んでいるのは『フェルマーの最終定理』。

 

 以上のことだけ覚えてお帰りください。
 それでは、今回のブログはここまで。お届けしましたのは、モンブラン・ウィリアムズ(『ホグワーツ・レガシー』での名前)でした!

 

 センキュー!

秋かもしれない。

 こんにちは、モンブランです。

 雨を幾度か経て「夏?猛暑?何言ってるんですか知りませんよそんな人」とでも言わんばかりに、急激に秋へと切り替わりましたね。

 ただ、秋というのは色々と半端な季節で、日によって暑かったり寒かったりとムラがあり、それでいて夏や冬のような名物はない。「〇〇の秋」とか殊更に言っていることからも、それが窺えます。「〇〇の夏」や「〇〇の冬」だなんて、わざわざ言いませんもんね。ちなみに、春は色々と慌ただしいのでノーカンで。

 さて、ここまでアンチ秋みたいなことばかり言ってきましたが、実際のところはそんなに嫌いじゃないんですよ。むしろ、アンチ湿気なので少し前までの気候の方がつらくて嫌だったまである。

 みんな秋くんの悪口を言うのやめなよ!

 秋くん、大丈夫だよ。心配しないで。一緒に君の良いところを探してあげるから。

 戯言はさて置き、ここ最近の日常をつらつらと書いてみましょう。

 

 

 

 

・天久鷹央シリーズがレーベルをお引っ越しした話

お前の病気(ナゾ)、私が診断してやろう。

200万部突破の大人気シリーズ、第一弾!
新カバー×書き下ろし掌編収録の完全版!!

天久鷹央。天医会総合病院、
統括診断部の部長を務める彼女は、
明晰な頭脳と圧倒的な知識で、あらゆる疾患を看破する。
そんな天才医師の元には各科で「診療困難」となった患者が集まり……。
原因不明の意識障害。河童を目撃した少年。
人魂に怯える看護師。
その「謎」に秘められた「病」とは? 
現役医師が描く本格医療ミステリー、ここに開幕!
書き下ろし掌編「蜜柑と真鶴」収録。

 懲りずに本の話です。

 この天久鷹央シリーズは以前は新潮文庫nexから刊行されていましたが、今月から実業之日本社文庫で改めて刊行されることになりました。……明言はされていなかったけれど、担当編集が新潮社を退社したことが関係していそうだなぁと思いつつ。

 知念実希人さんの作品は、特に天久鷹央シリーズがそうなのですが、日常の謎のようなトリックに疾患や薬剤の作用などが使われています。医療ミステリの分野では『チーム・バチスタ』シリーズなどでお馴染みの海堂尊さんなどが有名ですが、知念さんは謎や不思議を医療に落とし込むのが上手く、より医療ミステリを一般読者にとって身近な存在にさせた方だと勝手ながら思っています。

 僕が天久鷹央シリーズを知ったのは、装画を描いているいとうのいぢさんきっかけでした。昔からのいぢ絵大好きですからね。それで手に取ってみたらとても面白く、買わずに借りていたとは言え、これまで全作読み続けてきました。

 キャラが立っていて話のテンポも早いので、すぐに読めます。時間のない社会人にも優しい読みやすさです。

 今まで買うタイミングを逃し続けていたのですが、完全版の刊行をきっかけに買い集めることにしました。

 シリーズと銘打っているものの、作品ごとにストーリーが独立しているので、もし少しでも興味を持たれた方は1巻の『天久鷹央の推理カルテ』だけでも、ぜひぜひ読んでみてください。

 もしくは、時系列が最も古い、来月刊行の『スフィアの死天使』もおすすめです。

 

 

・新車のタイヤが購入1ヶ月でパンクしかけた話

 

 前回のおブログでも書いたように、新車を購入しウッキウキだった僕を悲劇が襲いました。

 一昨日の朝。いつものように、鬱々と早朝出勤して会社の駐車場に車を停めると、車の左下側面から野良猫が飛び出してきました。びっくりして車を降りて、猫が飛び出した場所を見に行ったのです。当然ながら去って行った猫の姿はなかったのですが、代わりにタイヤの異変を発見しました。

f:id:Monbran:20231020202516j:image

 明らかに刺さっていたら不味いものが刺さっていました。

 当時は空気が抜けている様子は見られなかったものの、パンク手前の非常によろしくない状態です。

 ただ、出勤前の時間がないタイミングだったので、とりあえずそのまま出社。休憩時間にディーラーの担当の人に電話を入れて、自走可能であれば、ディーラーまで運転して行って修理をしてもらうことになりました。

 上司に相談してその日は定時で仕事を上がらせてもらい、バーストのリスクで冷や冷やしながらも、何とかディーラーまで自分で運転して車を運ぶことができました。

 診てもらったところ、交換せずに修理剤での修理が可能だということなので、ここでようやく一安心。

 かかる額がだいぶ変わりますからね。

 修理剤ならば2000円程度で済みますが、交換ともなると数万円かかります(タイヤ交換は単品ではできず4つ全て交換しなければならないため)。

 耐え。マジで耐えました。

 まだ1ヶ月点検をクリアーしたばかりで、蝶よ花よと愛でつつ大事に乗っていたのに、とんだ災難でした。

 今回は修理で済みましたが、もし同じタイヤにまた釘が刺さったら、今度は交換不可避です。

 気をつけながら、お祈りしながら、今後も愛車REXりんを運転したいと思います。

 ちなみに、これを読んでいる方で、もしもタイヤに釘が刺さっているのを目の当たりにしたら、絶対に抜いてはいけません。空気が急激に抜けたりバーストしたりする恐れがあります。

 僕の場合も、皮肉にも刺さった釘が栓代わりになって空気が抜けずにいたそうです。

 やっぱり耐えていた。

 

 

アイデンティティ崩壊の危機

 

 秋の美味の一つとして、やはりモンブランは欠かせませんよね。

 モンブラン好きを自称し、ハンドルネームやらプレイヤーネームやら、果てにはペンネームにまでその名を冠する男。

 モンブランと申します。

 しかし、そのアイデンティティが今崩壊の危機にあるのです。

 ぶっちゃけた話、ここ最近モンブランを食してねーのです。

 全国的に最も世に出され最も食べやすい時期であるというのに、モンブランモンブランを今季まだ食べていないのです。

 これは由々しき事態です。

 クレープはここ最近だけでも4つくらい食べているのに。

 クレープってさ、美味いよね。

 もうクレープって名乗っちゃおうかな。

 ブログのタイトルも改めちゃおうかな。

 これまで『モンブランは静かに暮らしたい。』をご愛読いただき、誠にありがとうございました。

 次回から『クレープは静かに暮らしたい。』をお楽しみくださいませ。

 ……………………なんて事態になりかねないので、近日中にモンブランを食べたいです。

 いや、その、アレだよ、違うんすよ、好きだから逆にハードルが上がって敬遠しちゃうというか何というか、ね……。

 あはははは。ははは。

 

 

 という訳で、いかがだったでしょうか。

 今回、本当は「晴れの日も雨の日も本を〜」を書こうかと思っていたのですが、自分の中であまりに新車のタイヤのことが印象的だったので、こういう形でお届けしました。

 代わりに、作品リストだけ出しておきます。

 

 

 全部を紹介できていた保証はありませんが、少なくとも『前人未到』の話はしていたと思います。これを書いている今もまた読み返したくなるくらいに面白い対談集でした。AIの話も中々に興味深かった。刊行当時は七冠でしたが、藤井先生、八冠達成おめでとうございます。

 

 そんなこんなで、ブログのタイトルも変わらず、今回はこの辺で!