モンブランは静かに暮らしたい。

静かに暮らしたいのに、好きなことの話をすると静かでなくなってしまうブログです。

小ネタを集めてみた(3)

 こんにちは、モンブランです。

 明けましてご無沙汰しております(汗)

 年末年始は忙しく、しかも仕事の方が繁忙期だったため、徒然なるままにブログを綴る余裕がなかったのです。先ほど「あ、今月まだブログ書いてない⁉︎」と思い出したくらいで。

 という訳で、まとまった内容を書けないため、例によって日常の小ネタをお届けできればなーと思う次第です。

 はい、どーん。

 

 

1.ノワールとは⁉︎

 

 デレステPたちを騒然とさせた、シンデレラフェスの分割と新たな『ノワール限定アイドル』の登場。

 しかも、その最初のアイドルが他の誰でもない、僕の担当アイドル・高垣楓さんだったのです。……それを知ったのは仕事上がりの夜だったため、いや、そうでなくとも、驚きのあまりひっくり返りました。

 完全に油断していました。彼女のSSR4周目の登場からそこそこ期間が空いていたとは言え、まさかそんなすぐに他のアイドルたちを差し置いて5周目が来ることはなかろう、と。

 高垣楓という存在を舐めていたと言わざるを得ません。

 お正月のデレステのCMに登場していて浮かれていたのに、あまりに供給過多というものです。

 性能も何も関係ない、手に入れなければ! そう決意した僕は天井を覚悟した上で、彼女を引きに行く備えを急ピッチで進めたのでした(要はコンビニへ駆け込んだ)。

 そして。

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 そこまで財布に深い傷を負うことなく手に入れることができました! 助かった!

 特訓前からこの顔の良さ!美しさ!だったのですが、特訓後の破壊力がすごいのなんの。25歳児とか呼ばれていた人とは思えない、大人の色気を前面に押し出した衣装。そして、挑戦的なセリフ。

 高垣楓の新機軸をそこに見ることができました。

 正直まだ「ノワールとは⁉︎」という感じなのですが、これから実装されるノワールアイドルも、アイドルたちの新しい魅力を引き出してくれることを望みます。

 そして、楓さんのパンツ系SSR衣装をずっと待ち続けます。「Nation blue」の衣装めっちゃ良かったんだって。

 

 

2.久しぶりにエラリー・クイーンを読んでるよ

ギリシャ棺の謎【新訳版】 (創元推理文庫)
 

 

 どんなに忙しくても読書欲は旺盛。ということで、以前にも読んだことのあった国名シリーズの内の1冊を新訳版で読んでみることにしました。

 相変わらず登場人物がワチャワチャしていて、無駄に冗長かつ癖のある文章で、にも関わらず推理運びは美しいというクイーンのテイストを味わうこと現在進行形です。時間があまり取れなくて、そこまで快調に読み進められてはいないのですが、休日にゆっくり読む時間が取れたらなと思います。

 ちなみに、クイーンと言えば、推理小説の定番とも言える『読者への挑戦状』がありますよね。文中に挟まれ「以上の手がかりを元に、この中で誰が犯人かを当ててみたまえ」的な。アレを額面通りの挑戦と、あるいは挑発と受け取る方も多いかと思いますが、そうではないという意見もあるのはご存知でしょうか? 僕もそうではないという意見に賛同する立場で、『読者への挑戦状』はその作品を完成させる上で必要な要素だと考えています。

「作中で探偵が最終的に提示した解決が、本当に真の解決かどうか作中では証明できないこと」、言い換えれば「作中で犯人を絞るための手がかりが全て出揃っているという保証を、作中で誰もすることができない」というのが、“後期クイーン問題”と呼ばれるものの一部にあります。

 これはつまり、探偵が見落とした手がかりがあって、それによって別の真犯人が浮上する可能性を否定できないということでもあって、作品が成り立たないレベルの大問題なのです。

 手がかりもそうですが、逆に手がかりが全て揃っているものとして、「犯人としての条件を全て満たした人はAさんしか居ない」と消去法的推理をした時に、本当はもう1人、犯人としての条件を全て満たしたXさんが居て、その人こそが真犯人なのだ、という可能性もまた否定できない、という場合もあります。

 ……ちょっと回りくどい言い方になってしまいましたね。要は、推理小説は一つの解を導き出すには自由度が高過ぎる文章題だと思ってくれれば良いです。

 そして、以上の問題を快刀乱麻を断つがごとく解決してくれるのが『読者への挑戦状』なのです。

 先ほど言いましたね、挑戦状の例文として「以上の手がかりを元に、この中で誰が犯人かを当ててみたまえ」と。この文章から読み取れる事実があります。

・犯人を指す手がかりは挑戦状が出された時点で全て出揃っている。

・犯人候補も全て出揃っており、以降の展開で未知の犯人Xなる人物が登場することはない。

 これを作品世界における神的存在である作者が、挑戦状を提示すると同時に上記の事実を保証しているのです。数学の文章題でも解を絞るために但し書きがあったりしますよね、アレと同じ役割を持っています。

 江戸川乱歩は『読者への挑戦状』のことを読者に対する“騎士道精神”と称していますが、どちらかと言えば必要に迫られて、“論理的要請”によるものなのではないでしょうか。

 ……ただ、これはあくまで捉え方の一つであって、他の全ての捉え方を排除できる真実だとまでは思っていません。むしろ、色んな捉え方ができるから面白いとも言えます。

 案外「読者が当てずっぽうで犯人を言い当てても、作者は痛くも痒くもないよ、へへーんだ!」と舌を出しているのが真相かもしれませんし、「この謎解けるものなら解いてみやがれ!」と謎解きゲームを仕掛けて楽しんでいるのかもしれませんし、まあ本当のところはわかりません。

 ミステリ以前に、小説は自由に楽しむのが一番です。故に、僕も久しぶりのクイーン作品を自由に楽しみたいと思います。

 

 

 

 

 さてさて、いかがだったでしょうか。小ネタをいくつかと思っていたんですけれど、意外と楓さんとクイーンだけで結構書けてしまいました。

 特に、クイーンについては半分寝起きの頭で書いていたので、自分の書いていることにこそ矛盾がないか不安になってきましたが、そこはもう投げっぱなしジャーマン。寛大な心で受け流してください。

 

 次のブログはもうちょっとちゃんと書けたら良いなと思いつつ、今回はこの辺で!