こんにちは、モンブランです。
いよいよ湿気が強い季節になってきましたね。暑さもさることながら、やはり湿度の高さが苦手なので、一年で一番自分が弱っている時期と言えます。
さて、本日6月28日は僕の誕生日です! イェーイ!!
……それにしてはネガティブなオープニングだと思ったでしょう。そりゃネガティブにもなりますよ。
誕生日が嬉しい年齢ではなくなってきましたからね。年齢というか状況でしょうか。 それこそ昔、幼い頃は美味しいケーキを食べられて周りからもチヤホヤされてプレゼントまで貰えるという素敵な日でした。
今では一人暮らしで、祝ってくれるような家族や友人は近くに居らず、黙っていてもバースデーケーキは出てきません。
その上面白かったのが、Twitterでお誕生日ツイートをしてもほぼ反応が皆無だったことですかね。
…………ふふっ。
色々呑み込んだ上で最早笑えてきます。
なので、今日は一人で大好きなラーメンを食べに行ったりお酒を飲みに行ったりしました。ケーキを食べる気分ではなかったので、近いうちに自分で調達して食べたいと思います。
さてさて、このまま愚痴のような話で終わっても後味が悪いのでもう少しだけ続けましょうか。
僕が生まれた日の話をほんの少しだけ。
母曰く僕の誕生日とは「生んでくれたお母様に感謝を捧げる日」だそうです。……否定はしないけれど自分で言うなや。
そこまで言うからにはさぞ大変だったのだろうと思いきや、母や出産に間に合った祖父母の話によると「スパポーンと生まれた」そうです。陣痛もほとんどなかったらしいです。
出産予定日は七夕頃だったのですが、予定よりも僕は予定よりも早く生まれました。僕が産まれた当日も母は普通に検診で病院を訪れたところ、
お医者さん「そのまま入院してください。もう生まれます」
そう言われたそうです。
母「マジですか。着替え持ってきてないので、一旦帰って良いですか?」
お医者さん「ダメです。ご家族の方に持ってきてもらってください」
……母のバイタリティは昔も今も変わりません。
祖父母もただの検診の付き添いのつもりで病院に来ていたので、そのまますぐに家に帰っていたのですが、病院から電話がかかってきてそのまま母の着替えを持って病院に引き返したそうです。
そうして、その日の昼間に僕はサクッと産まれました。
母「予定日通りに生まれてくれれば七夕生まれだったのに」
知らんがな。
……ここで、出産に間に合ってない人が一人居ますね。そう、僕の父です。
まさか普通の検診の日に僕が生まれるとは思ってもみなかったので、いつものように仕事に行っていました。
が、急に生まれるとの連絡を受けて、遠い仕事先から大慌てで車を飛ばして病院へ向かいました。その際どのくらいスピードを出したか数字を出さない方が良いでしょう。
そうして愛する妻子のため駆けつけた父でしたが、父が駆けつけた時にはもう僕が生まれた後でした。
父「生まれるなら生まれるって事前に言ってくれれば良かったのに。親不孝者だな」
……知らんがな。つーか無理だわ。
とまあこんな具合に出産予定日よりも生まれたベビーは、当時病院で一番小さなベビーだったそうですが、今ではすっかりかさばる図体に成長しました。縦にね。
幼い頃ほど誕生日を楽しめなくなってしまいましたが、これまで僕を支えてくれた周囲の人たちへの感謝は忘れないようにしたいです。
ひとつ歳をとった僕を今後ともよろしくお願いします。
ではではっ、今回はこの辺で!
…………きれいに終われて良かった。